日記の中に、社会人になったばかりのわたしがいた。
バスなし、トイレつきの1Kアパートは一月16000円。
1日目の夕食・・・ジャムトーストに紅茶。
夜は、近所の銭湯に行った。
文字にしたら、やたらいじらしいのだが、
わたし「やったーばんざい」と声に出している。
若かった。 (☆゚∀゚)
知る人もいない土地なのに、初めての独り暮らしに浮き足立っていた。
すぐに始まった研修合宿生活が楽しく忙しく、独り暮らしを満喫するのには時間を要した。
そして、ホームシックになったのは半年以上もたった、秋の夕暮れ。
帰宅途中の住宅の灯りが発端だった。
わたし達から巣立っていった娘と息子もそんな時間を過したんだろうな。
今は、年に一度会うくらい。