人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

大往生

気になるTV番組、気になる老い。
大往生は・・・何をもって表現する?

姑は、百歳で老衰。大往生だったと、息子であるダンナ君以外は感じた。
在宅医療の素敵な主治医に恵まれ、彼のアドバイスの中、
ダンナ君は、姑の望みに沿った介護が出来た・・はず。

「僕がもっと気をつけていたら、まだ半年は生きていられたと思う。
申し訳ないことをしてしまった。」

?????
葬儀がひと段落して、わたしに言ったのだ。
いやいや、亡くなる2~3日前に、
「医師に、そろそろ覚悟をしてくれと言われた。」
と連絡してきたじゃない!
彼女は、充分立派に生きて無事にその生涯を閉じた。

わたしは、その半年前に、姑に会っている。
すっかり弱って、起き上がることも出来ず、力ない声が悲しかった。
・・・もう逢えないかもしれない・・・感じた。
姑は、激動の時代、時代に翻弄されながら、素敵に生きた。

亡くなる一週間前、ベッドの上で朦朧としながら
姑自身のご両親や祖母が側にいるように、呼んでいたと言う。
脳内モルヒネ!?脳内が、自分の体調に呼応するように、
先に亡くなった大切な人たちに合わせてくれるのか?


これが大往生?!