92歳母、5月のサポート記録(2)
前日に欲しい飲み物を確認しておいた。
「ポカリスエット」
砂糖と塩が入った清涼飲料水と同じで、スポーツで激しい運動した人や
肉体労働者にはいいだろうけれど、超高齢者にはよくないと思う!
言い続けてきたけれど、母にとって「リポビタン」と「ポカリスエット」は
まるで信仰のように、信頼が揺るがない。
ここまで来ちゃったら、まぁいいかという気分。
「食べたいお菓子は?」
「いいもんなんか、食べてこなかったから、解らんて。」
「あ~駅前の、名前忘れたけど、
あこで食べた "海鮮丼" は美味しかったのう。」
「この間、おまえが持って来てくれた夢見たんだった!(笑)
眼が覚めて、夢だったかぁと思った(笑)」
正確には、”海鮮ちらし” ‥‥‥わたしも美味しくって完食したんだ!
この時の母の感想を再現したくなった!
とりあえず、今日は「ポカリスエット」と「メロンのショートケーキ」
持参したお皿にフォークを添えてケーキを差し出す。
軽いから、わたしは5分で完食 (*´σー`)エヘヘ
母は‥‥‥‥果物ほど食が進まないのか?10年に及ぶ帯状疱疹後の神経痛のせいか?
ゆっくりと食す。
むくんだ足が冷え切って、乾燥肌も痛々しい。
保湿クリームを塗りながらゆっくりとマッサージする。
母が食べながら、時折話す昔話に耳を傾ける。
まん丸に太っていた母が
枯れ枝のようにやせ細って‥‥‥頑張ったよねと感謝の言葉を繰り返しながら‥‥‥
穏やかな時間が、ゆっくりと流れ、2時間近い滞在。
疲れて横になりかけた母の呼吸が、少し辛そう。
元気に見せようと、気を使っているのかもしれないと、帰ってきた。