9月1日の防災の日に向け、毎年各地で防災訓練が行われる。
この小さな村も例外でない。
今年は新型コロナウイルスの影響で、拡散防止対策が取られると。
回覧版で、各戸一人参加で、点呼を取ったら解散。
訓練は班長だけと‥‥‥
「いや、回覧板がまた回ってきて、全員参加で本格的にやるらしい。」
「えっ!そうなの?だって、拡散防止じゃないの?」
「違うらしいよ。」
「でも、あなた、体調悪いんだからわたしだけでいいよ。」
「そうはいかないよ。班長に悪いから。点呼を取ったら事情を伝えて帰宅する。」
「??????」
当日に備え、ダンナ君はリュックに避難時に必要なものをそろえた。
適当に参加を決め込んでいたわたし‥‥‥申し訳程度の準備。
当日!
「コロナの関係で、各家庭一人参加です。」
「点呼が終わった方から解散してください。」ダンナ君固まる(?)。
‥‥‥‥おいおいダンナ君。わたし不在中に回覧板は、本当に存在した?その記憶、去年じゃないの?
日本を憂いて、天下国家を論じる前に、目の前の事大事だと思うな。というか、あなた大丈夫かぁ?‥‥‥‥