人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

夫婦道(めおとみち)パート3

 結婚13年目
ダンナ君 「これ、誕生日プレゼント」
わたし  「えっ!!!!!! どうしたの???  大丈夫???」

ダンナ君 「いや、気持ちに余裕ができたから・・・」
わたし  「わっ! 恐い! というかあなたのセンスが恐い・・・」

 正直に言ってしまった。彼の身の回りのセンスを考えたとき、このバックらしき包装からは不安しか感じられない。しかもわたしは、常々
「誕生日とかにほしいものは時間だなあ。一日中一人とかいいなあ。」

 要するに、彼は全く聞いていなかった? 忘れていた?

 開けてびっくり! 予想をはるかに超える!
 「え~ いらない。いつどこで使うのよ!?」
 口にしながら、あまりにひどい言い方に、自分で凍りついた。
 忘れ去られていたわたしの気持ち、使いようのないバック。
 「お母さん、ひどいよ。お父さんにあやまんなよ!」と息子。

かんじんの彼は、「絵の具の道具入れにいいかなと思って・・・」

 先に言ってくれ~ わたしは、水彩画を勉強している。確かに絵の具の道具入れには適している。
以来十数年愛用している。伝える、一言を大事に。

 後日談・・・いつものショッピングセンターで同じバックが半額セール!
      月末のカード利用引き落とし明細に、しっかりとバックの半額購入代金
      が掲載されていた。
半額で、生活費から?      
 続