92歳母の、サポート記録(1)
母の緊急入院は、地元で暮らす姪に頼んで帰省。
行っても
いきなり行っても、担当医師に会うことは叶わず、
従姉から「病状説明」を受け取り、理解できない部分を看護師に聞く。
心臓の弁が、機能せずに、逆流が始まっている。
治療は、「強心薬」を経口投与しながら様子をみるらしい。
入院の書類を持参し、窓口に出向くと、「県外」からのわたしでも
母との面会が許された。
母は1カ月前よりも、身体がダルそうで、声に力がない。
「いいとこ(特養)だと思って行って見たけど、あそこはダメだ。」
「きったねえが。(汚い)」
‥‥‥( ,,`・ω・´)ンンン? 掃除が行き届いているのは、ロビーだけ?‥‥‥
‥‥‥母曰く、「20日に一ぺんしか掃除してくれねえが。」‥‥‥
「こんがんなってる(よぼよぼした様子を再現して見せた)年寄りばっかでさ。
ご飯の時、まともに一人で食べられるもんなんか、ほとんどいねえて。」
「まだ飲み込まんうちから、スプーンで口に入れられているんだで。」
「あそこは、ダメだ。」
想像は出来る。入所者は介護度4や5の方たち。
その大半が、認知症を患っている。
母は、珍しいタイプ。
動けない分、観察眼が鋭くなる。
「ここの先生に、施設と病院とどっちがいいかと聞かれたから、
ここで静かに、痛みが無いように逝かせてくださいと言ったこてね。」
「そうは言っても、そうそう殺しはしらんね(しない)けどのう。」
「もう、あそこはやだ(嫌だ)て。」
( ,,`・ω・´)ンンン? あんなに病院を嫌がっていたのに、希望していた施設より
馴染みの病院を選んだ母。
「黒いベストは、なんにでも合わせやすいから2枚持って来てもらったけど、
1枚が洗濯で無くなったて。」
‥‥‥こんな時でも、着るものの話⁈‥‥‥
時間が確認できないのが気になるというので、
施設に置いたままのバンドが切れた腕時計を修繕し、置時計と一緒に届けた。
別れが近いのは、母の様子で実感。