人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

亡き姑

「雑草なんてどれも同じじゃないですよ。」
「この季節、わたしはこの花が好きでね。」
春の訪れとともに、庭の草取りが始まると、今は亡き姑を思う。
同居は8ヶ月。
かなり年が離れていたせいか、嫁姑の感覚ではなかった⁈
多分孫!(* ̄∇ ̄*)エヘヘ 孫娘感覚だったのでは?
全てを受け入れて、見守っていてもらった。
話も柔軟、好奇心旺盛。

雑草が、季節ごとに変化する。
そして年によって、雑草の種類も変化した。

姑の好きな花‥‥‥「バンマツリ」
紫の花弁が5つで、ワンコイン位の愛らしい花。香りが特徴的。
「この花の匂いが好きでね。色もいい。」
鉢を移動させながら、何度も口にしては、眺めていた。

そして、忘れられないのは‥‥‥‥
「毎朝、目が覚めると、今日も生きていたなと思いますよ。
きしむ身体を支えて起きながら、なんとか身体に油をさすように動かして、
庭(二百坪くらい)をひと廻りして、ようやく身体が軽くなってくる。」
「あなたも、年を取ったら解ります。」(*'-'*)
‥‥‥解る年になりました!‥‥‥‥
あちこちの不具合と折り合いをつける姑の姿が目に浮かぶ。

「バンマツリ」探してみよう。(*'-'*)