「要らんもん片づけたいんだが、ここに来てもらえばいいかのう?」
と、母は片付け業者のチラシをわたしに見せる。
「業者を依頼するほど大きいモノ?沢山あるから?何を捨てたいの?」
お片付け大好き!と、ウキウキしてくる。( ̄ー ̄)ニヤリッ
「奥にしまってある、でっかい鍋とか。もう使わん食器だこて。」
「えっ?それらは、市の燃やさないゴミに出せるじゃん。」
「おれが、一人で重たいもんを運ばんねえこてね。」
「だって、2日後に回収日があるから、わたしが出すよ。」
‥‥‥く~~待ってました!こんな日が来るなんて!(゚∀゚)アヒャヒャ‥‥‥‥
早速、出るわ出るわ!一抱えもある鍋達。3っつも!
「もう、笹団子も作らんねえなったしの。」
「赤飯炊くこともねえのう。」
涙ぐみながら、大きな蒸かし器。
まだ続く積年の想いをつぶやきながら、一生懸命集めた食器の数々。
信金さんからの干支の貯金箱が一揃い。コップのセットや、お椀のセット。
ゴミの山の後には、埃だらけの空間が‥‥‥‥
思いっきりお仕事をありがとうと言いつつ、すっきり。
ただ、振り向いたら、別の品々‥‥‥‥まだある。(T_T)
こっちの山は、お返しの粗品?シーツ?バスタオル?次にまわそ。