人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

卒寿の母、退院帰宅

ケアマネさんの計らいで、介護ベッド・イレクター(歩行器)が準備出来た。

f:id:taijose412ouen:20211224121248j:plain
f:id:taijose412ouen:20211224121221j:plain

イレクターを使うにあたって、周囲を片付け処分の必要性を母に説得できる!

「断捨離」のチャンス到来!  ( ´艸`)

当然、処分良しの物の処分中に

f:id:taijose412ouen:20211224093430j:plain

母のメモ

台所の隅から、誇りまみれのメモ発見!

これ、記入することで満足していたやつだなぁ。( ´艸`)

介護用品が届き、掃除を済ませて退院のお迎え。

「頭、洗いたいんだて!」の前日のご希望通り、帰宅前に理容院」で洗髪。

お馴染みのオーナーご夫婦との会話(入退院)が弾み、すっきり笑顔。

ただ、足元はおぼつかない。‥‥‥でも、動いている‥‥‥( ´艸`)

 

しかも「お風呂に入りたい」と母。

実家のお風呂は相当昔ながらの縦長。つまり、高さがある。

数日遅れの「柚子湯」を用意したら、頑張って入浴。

芯から温まり、

豚肉と野菜たっぷりの煮物・大根と昆布の煮物・煮リンゴのシナモンシュガーかけを完食し21時前にはこっくりこっくり‥‥‥( ´艸`)‥‥‥‥お疲れ様。

 

日常の必要な動作がリハビリになり、少しずつ回復するのだろう。

頭が元気な母、自身の衰弱に落ち込み、周囲に掛けた迷惑に恐縮している。

いや、卒寿で動いて退院は、素晴らしい。

穏やかな日々を楽しもう!

 

奇跡の人!!!!!

「お母さんの今後ことで、お話があります。」

ケアマネさんと相談員さんからのお呼びがかかった。

卒寿の母、緊急入院から早20日

「今の状態、見て頂くとお分かりになるかと思います。」

f:id:taijose412ouen:20211222154009j:plain
f:id:taijose412ouen:20211222154026j:plain
県境の峠から

こんな時も、帰省までの行程の変化を見たくて、下道選択。スタットレスだし!

f:id:taijose412ouen:20211222153931j:plain

豪雪地帯、すでに50㎝越え

この冬は、この雪の世界の人になるんだなぁと、覚悟!

20日ぶりに母と対面。

開口一番「お前何してたんだや。」と母。

‥‥‥‥早く迎えに来ない事を怒っている!‥‥‥( ´艸`)

ケアマネさんと、談員さんと、リハビリを受けている母を見守る。

(;゚Д゚)ええ~~~動いている!!!!!

手始め(?)に歩行器ですいすい‥‥まぁ、そうだよね。

次に杖を突き‥‥( ´艸`)‥‥(;゚Д゚)ええ~~~  杖無しもいける!

驚いた!卒寿の母、快復!

( ´艸`)( ´艸`)

わたしだけじゃない、隣のケアマネさんと相談員さんまで  (+_+)  吃驚!

「つい先日、全く動けるとは言えなかったんですよ。」

‥‥‥電話の言葉、脅しかと思っていた!‥‥‥

「この2,3日ですよ。こんなに動けるようになったのは。」

とインストラクターさん。

「凄い!頑張りましたね。」と、ケアマネさんが小さく拍手。

「まあ、このしょ(インストラクターさん)が上手だからだこてね。」

と、鬼(母)の目にも涙。

ということで、母は、動けなくなりますとか施設入所だとか、最悪いつどうなってもおかしくありませんの言葉を裏切り、奇跡的(⁈)に退院の運びとなった。

‥‥‥‥すご~~い!また復活してきた!驚異の回復力!‥‥‥‥

 

ケアマネさんの段取りのお陰で、介護用ベッド歩行器が速効手配された。

以前から、布団の上げ下げに不安を抱え、

ベッドを考えていた母とわたしは、一も二も無く快諾。

ささやかなクリスマスの夜を迎えられる。

f:id:taijose412ouen:20211223102758j:plain

それにしても、元々の  ”生命力”  恐るべし。

カキ~ンと凍える!が、快晴!

f:id:taijose412ouen:20211220094221j:image

朝晩の冷え込みが、氷点下以下になる今日この頃。

なのに、ベランダに出ると

見事な快晴! ( ´艸`)

頭はカキ~ンと冷えても、青空が広がり、中央アルプスが鮮やかに望める。

反対側は‥‥‥南アルプス

ここは、二つのアルプスが望める

「ツインアルプスの村」

冷え込みと乾燥のお陰で

f:id:taijose412ouen:20211220094141j:plain
f:id:taijose412ouen:20211220094123j:plain
りんご干し

百均で購入した網の中に

薄切り(わたしは輪切り)して、塩水にくぐらせた「サンフジ」を、

ベランダ干し!

今年3回目で、乾燥リンゴを楽しむ。

じんわりと旨味を感じる。パリパリやしんなりも、切り方次第。

余りそうな大根やニンジンなどの根菜も、簡単に出来てしまう。

この地ならではの楽しみ。( ´艸`)

 

この地に慣れるまでは、快晴=暖かいと勘違いを繰り返していた。

年が明け、一段と寒さが厳しくなると、

どんなに快晴でも日中も氷点下!

洗濯ものは‥‥‥‥干しながら凍っていく~~~~(´;ω;`)

何度繰り返したことやら  ( ´艸`)( ´艸`)

 

寒くても、凍えても、青空は嬉しい。

あ~~この冬は、正反対の「どんよりな冬」新潟かと思うと、少々気持ちが沈む。

まぁ、落ち着いて穏やかに母に寄り添えると判断しよう。

その前に、卒寿の母、退院できるだろうか?

「忘れたいことはなかなか‥‥‥」

「忘れたいことはなかなか忘れられない」

‥‥‥口に出来ない恥ずかしいこと?

あれもこれも?思い出したくないのに‥‥‥

 

やはり‥‥‥お酒が好きで‥‥‥

「忘れたいこと?」の真逆!( ´艸`)

全く記憶を無くし「えっ!どうしてわたしはここで寝ていたの?」

という状況まで飲んで酔いつぶれたことすら????  (*ノωノ)

誰と酒盛りしたのか、メンバーは覚えている。

 

メンバーはいつもの職場のお仲間や、仕事関係で知り合った仲間。

「二日酔い」を抱えて出勤するも、記憶が無いだけに1日中低姿勢で過ごしつつ仲間の様子を伺っていたような‥‥‥(*ノωノ)

 

結婚して、独身時代を学習したこと、夫が下戸なお陰で「ほろ酔い」でストップすることを覚えた。(夫が居ないと‥‥‥何度か潰れたな  (*ノωノ)

還暦を迎えて、ようやく

「お酒」を楽しむ(たしなむ)ことが出来るようになった。

( ´艸`)

 

「若さ」は「馬鹿さ」につながり、青かった!!!!

白黒つけて、突っ走っては上司とぶつかり、𠮟咤激励。

そんな余裕のある時代に助けられていた。

 

初めてのお産は、痛みに耐え兼ねて叫びまくり「産婆さん」が呆れていた。

声が枯れた。(*ノωノ) (ちなみに、アフリカでの出産。産婆さんはフランス人!彼女が何を言っているかなんて、ただでさえ理解に苦しむフランス語。叫ぶしかなかった。)二人目、日本で出産は、安心感が全く違っていた。

 安心して失態!‥‥浣腸(出産前に行う)による痛みと陣痛の区別がつかず‥‥‥看護師長に「何でも出していいよ~」と。‥‥‥(*ノωノ)

 

あれよあれよと出てくる「忘れたいこと」「無かったことにしたいこと」

今、アラ還を迎えてようやくまとな人に近づけているのは、数々の失態を重ねたからだろうと思いつつも‥‥(*ノωノ)

 

誰かに説教なんて、滅相も無いし、アドバイスすら受ける取るのみと実感している。

 

寅年さ~ん、虎好きさ~ん、虎を描きました!(第二弾)( ´艸`)

娘(tomomi)のイラストです

f:id:taijose412ouen:20211216100934p:plain

来年の干支にちなんで、強い意志を持って新たな年を迎えたいそうです。

「瞳」‥‥‥気に入っています。

このイラストを、ウエアにプリントしてみました  ♬

f:id:taijose412ouen:20211216100506j:plain
f:id:taijose412ouen:20211216100419j:plain
Tシャツ ドライTシャツ
f:id:taijose412ouen:20211216100442p:plain
f:id:taijose412ouen:20211216100403p:plain
オーガニックコットンTシャツ パーカー
f:id:taijose412ouen:20211216100322p:plain
f:id:taijose412ouen:20211216100345j:plain
コーチジャケット

「虎」がプリントされるだけでも、気持ちが引き締まります。

パワーを手にしたような気分になれるのは

  ”虎の威を借りる‥‥”  に通じる感覚かもしれません。

ご希望があれば、もう少し小さめにプリント可能です。

他の雑貨、下記よりご覧いただけます。

(販売は、来年の1月末日までの限定とさせていただきます。)

suzuri.jp

tomomiのユニークなイラストは、下記よりご覧ください。

https://www.instagram.com/tomo.mi_art

かなりの親バカでした。

 

「叔母さん、退院するって!」

「今日、叔母さんから電話があって、

明日退院するからわたし(従姉)に迎えに来てくれって言ってるんだよ。」

従姉からの電話。

従姉はわたしの実家から車で20分程。‥‥わたしは県外。高速で3時間余り。

「(;゚Д゚)ええ~~~動けるってこと?」

「大丈夫なの?って聞いたら、何とかなるこてって言ってたよ。」

「だって、その次の日にわたしは、病院で母の今後を話し合うことになって

いるんだけどね。退院許可が出たのかな?

勝手に退院するって言ってるだけかもしれないね。」

 

帰宅しても、食事が作れるはずもなく、24時間室温が管理されている快適な場所から、一人で不安は無いのか?‥‥‥(。´・ω・)ん?‥‥‥退屈するほど快復?

 

ケアマネと病院の相談員と連絡を取ると‥‥‥

「わたしも、今病室に行って来たところで、

ご本人が退院すると言われて驚いているところでした。」

(;゚Д゚)ええ~~~

内臓機能は、治ったと考えていいらしい。が‥‥‥‥以前のように動けるのかというと、これは違っていた!!!!  体調がいいときに、歩行器で動いている。痛みで不調を訴えるときは、ベッドに寝たきりで、おむつを替えてもらっている。

 家で看る人がいる場合、家族が退院させたいと言われたら、退院は出来る状況。

う~ん、何とも判断しかねる。

 

今まで布団の上げ下ろしをしていた。病院でのベッド生活に慣れたら、

布団生活は辛いだろう。

わたしにおむつ交換をさせるかな?‥‥‥

なにしろ、口は元気溌剌!

プライド高い母。

 

どうしていいのか、皆目見当がつかず、ケアマネさんと相談員にすがるのみ。

早速従姉に、明日の退院は取りやめになった事と、退院のお迎えはわたしがすると伝えて「どうやら、退屈してやんなった(病院が嫌になった)みたい。」

「そうだろの~点滴も外れて、退屈でやんなったんだろうのう。」

と笑いあった。

そうだ、先を案ずることなく、とりあえず笑っておこう。( ´艸`)

帰省して、確かな情報を手に入れてから、わたしが出来ることを粛々と進めるのみ。

 

‥‥‥‥これも遊びと、捉えようか‥‥‥( ´艸`)

かかこ(妻と子供)食わせらんねで、どうすんだ!!!!

現在卒寿の母は、当然戦前の生まれ。

当然、教育勅語を暗記し、「家族制度」の中で育った!

「家族制度」が廃止されてから結婚したはずが‥‥‥‥

本人どころか周囲も、そんな情報などつゆ知らず、

夫は外で働き、妻は家庭を守るを、良しと生きてきた。

その根の深さ!

と思っていたら‥‥‥‥‥なんと、わたしの夫も同族だった!(≧▽≦)

ショックを通り越して、

愕然!"(-""-)" 

愕然どころじゃないなぁ~

   『絶対、働いちゃダメ!』   

もう、この世が終わった⁉   (´;ω;`)

 

その後、知恵を絞り( ´艸`)「わたしの親族、両親の兄弟姉妹やその配偶者をいれたら、冠婚葬祭で少なくても100万円はかかると思うけど、出してくれるの?」

ぎょっとした夫が発したのは

「勝手にしたら。」‥‥‥‥これはこれで、情けない。(´;ω;`)

 

と、ようやく結婚後、外で「はたらく」事が出来るようになった。

家庭以外の居場所に

心躍る日々 (*´σー`)エヘヘ 

新たな学びも新鮮 (*´σー`)エヘヘ

 

が、一変!

別の場所から強い反論‥‥‥‥母だ。

「かかこ(妻と子供)食わせらんねで、

  どうするんだ!」

妻たるもの、働きに出ては「恥」!夫が「甲斐性が無い」のだそうだ。(´;ω;`)

時代が違う事や、わたしが働きたいのだと話しても伝わらず、

「早く辞めろ。」の連呼。(´;ω;`)  

 

故郷での大きな地震中越地震中越沖地震)で母が被災して、サポートの為に2回退職。母が帯状疱疹を悪化させたり、熱中症で体調を崩してのサポートでまた2回退職。

その後も夫の体調不良などで、退職を余儀なくされた。

 

わたしが結婚して「気持ちよく働く状況」は、訪れる事が無いまま、

”わたしの使用期限切れ”  となってしまった。

働き続けられること、羨ましい。

そしていま、フリーランスになって、娘を応援すべく、

ぼちぼち動き始めた。( ´艸`)‥‥‥実は秘密裡に‥‥‥

‥‥‥これも遊び ( ´艸`)