人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

91歳母、優しくなったわけ

91歳母、夏のサポート記録(9)

なんだか母が穏やか⁈

わたし、特別なことをしたのか?

思い当たることは‥‥‥

「火事になるかも知らんで!」と、ガスふろ給湯器の不具合を心配していた。

定期の解約に踏ん切りがつき、自分が思い出した業者で取り替えてもらえることになった安心感。

 

でも、1番は‥‥‥

「頑張ったねぇ。」のわたしの言葉!!!!‥‥‥と思う。

「お金が無くて大変だったのに、よくこれだけ貯めたね。頑張ったね。」

「そうだよ!凄く頑張ったこてね。」

で始まった、母の昔話に耳を傾け、感心した。

初めて聞く話ばかりだったので、大人しく耳を傾けたのが正直なところ。

 

と、このあたりから母の態度が変化していった。

そう、昔話の中に、わたしの娘が出現し、彼女の今を心配し、幼かった当時の可愛さが蘇った?で、彼女にはまとまったお小遣いが送られ、娘のわたしは‥‥‥羊羹?

だけじゃない。「ありがとう」の言葉がでた!(⊙_⊙;)

へええ~「ありがとう」を知っていたんだ。( ´艸`)

 

多分、いつからか、わたしは母を否定する言葉が多かった。

否定しないまでも、指示したり、説明したりと、上から目線

親としては、特にプライドの高い母としては、内心モヤモヤが蓄積

‥‥‥誰のおかげで、大きくなったと思っているんだ!‥‥‥位の反感を抱いていただろう。

突然「頑張ったね。」は、実際に頑張ってきただけに、認められて心から嬉しかったのだと実感できる。そんなときの昔話は、明るい中身に変貌。

 

あらためて、人は認められて心が晴れると、相手にも返して来ると実感。

‥‥母が優しくなかったのは、わたしが優しくなかったからもある‥‥

人生後半で、ようやくだけど、気が付けてよかった。( ´艸`)

 

母を褒めまくって、この夏、快適に過ごせるだろうか?( ´艸`)

あ~~そうなると、問題は蒸し暑さ。

気合でどうにかなるものでもないが、体が少し慣れてきたかなぁ?

アラ還の体調感度が鈍ってきたのかもしれない。

 

自然災害の痛ましさに、早い復帰を願いつつ、お手柔らかにと願ってやまない。

もう、何の欲もねえのう (。´・ω・)ん?

91歳母、夏のサポート記録(8)

お風呂の給湯器を、母が思い出した業者さんは、従姉も依頼する業者さんだったので、安心して依頼できた。

かなりの御高齢!‥‥‥80代かな?

「このお湯の温度なら、ちょうどいいようだけどね。」

(;゚Д゚)ええ~~

「熱すぎて、窓も湯船のふたも開けたままで、しばらくして水を足してから使っていますし、シャワーからは37℃設定の低い温度にしても、45℃位のお湯がでて、普通に使えません。」

‥‥‥‥高齢過ぎて、高温が感じにくい⁇‥‥‥‥

差し出されたシャワーのお湯は、確かにちょうどいい  (。´・ω・)ん?

すると

「あっ!やっぱり、熱いね。」

「これはサーモスタットセンサーが壊れているかな?」

‥‥‥そこだけの問題じゃないと思うのだが‥‥‥‥

結局室外機で、型番を確認するとともに、製造年月日を見ると

「ほう~26年目になるねえ。これは、丸ごと変えた方がいいかなあ。」

そう!ここで、万が一(は無いでしょう!)部品交換して稼働したところで、

26年目!!!! すぐに別の個所の不具合発覚は、素人目にも分かる。

 

そんな流れでガスふろ給湯器を交換してもらうことになった。

 

「4~5年前に、調子が悪い気がしてみてもらった時、新しくするには27~8万掛かる言われて、まあ切ねえ。と思ったけど、今はもういいのう。」

(。´・ω・)ん?‥‥‥‥何が言いたい?

「定期を解約すっこて。あのまんまにしてても、おれが死んだらすぐに使えねえんだし。全部解約した方がいいのう。」

‥‥‥‥内心、わたしが負担するのかな?と、ビビりかけていたら、母が出費することに一安心‥‥‥‥心貧しいなぁ

 

「あれこれほしいもんもあったけど、もう何の欲もねえなったのう。」‥‥達観?

そこからわたしの娘の話に飛んだ。

「歩かんねかったころから看てたし、一緒に買いもんに行ったり、遊んでやったり、一番一緒に居たこて。一番かわいいのう。」

解約したお金から、まとまった金額を娘に送れという。(。´・ω・)ん?

娘がマンション問題ですったもんだし、コロナ禍で職にあぶれたことを気にしている母。

「お前にやんじゃねえ。あの子にやってくれ。」

つい先ほど、TVで洋菓子と和菓子の特集があり

黒羊羹も送ってやればいいこて。」

「わたしも好きなんだけど‥‥‥今、季節限定の水羊羹もあるよ。」

「そっか、じゃお前も好きなもん買ってきな。」

(。´・ω・)ん?(。´・ω・)ん?(。´・ω・)ん?

やけに優しくなって、怖い!

‥‥‥最期が近いのか?‥‥‥

便乗して、ちゃっかり買ってきた大好きな「黒羊羹」と「水羊羹」

一緒に美味しく頂いた。( ´艸`)‥‥‥

あの食欲なら、最期じゃないと‥‥‥

 

 

昼下がりのワイン

連日のいいお天気!

夏を酷暑と表現し始めて、何年たったのか?

年齢を重ねて暑さが堪えるのに、温暖化は進行形。

それでも、埃だらけのレースのカーテンや遮光カーテンを次々に洗って、吊るして

午後には、乾いている。  ( ´艸`)

 

実家の湿った敷布団も、ふかふかに復帰。

シーツも敷パッドも、一日に何度も着かえる母の下着も、午後には乾く。 ( ´艸`)

窓全開で、掃除も終了。食事の下ごしらえ終了。

 

汗だくで、着ていたTシャツがぐっしょり濡れて、

着替えて、ホッと一息の午後。

今から酔ってはいられないけれど‥‥‥( ´艸`)‥‥‥ご褒美!!!!

シャトレーゼで調達してきたメルロー

グラスに氷を一杯投げ込み‥‥‥‥

ワインを三分の一注いで‥‥‥‥

炭酸で割る!

 

わたし流の「昼下がりのワイン」完成  ╰(*°▽°*)╯

 

無理しない。動き過ぎない。

いっぱいいっぱいにならないように、セーブしながら

帰省介護、母の夏のサポートを進行中。

 

帰省前に教わった、「歌ヨガ」の呼吸法は、心の健康を助けてくれる。

粛々と‥‥‥( ´艸`)‥‥

5年前の今日8月2日

91歳母、夏のサポート記録(7)

丁度5年前。

「これが最後の【盆うち】にするて。」

メンドクサイ性格の母は、連れて行ってくれとは言わず、わたしが

「じゃあわたしも一緒に行くよ。」と言わせる。

 

この【盆うち】くせ者(⁈)で、

「長野の【盆うち】はどんがだや?」と聞かれて (。´・ω・)ん?

「あのしょ(夫)は、【盆うち】のこと言わんかや?」 (。´・ω・)ん?

 

長野で【盆うち】も、夫の実家で【盆うち】も聞いたことが無い。

「まぁ、そんがんことも解らんかや!」

から始まって、わたしの無知をぼろくそに非難!

 

益々(。´・ω・)ん? う~~ん?

ネットで検索すると‥‥‥‥(;゚Д゚)ええ~~

【盆うち】は、新潟県のしかも特定の地域のみに存在する古くからの行事!!!!!

‥‥‥‥無知はどっちよ!‥‥‥と口にはせずに、解説したら‥‥‥

「まあ、そうだかや。」と、ふ~~んって感じ。‥‥‥こんなもんか‥‥‥

 

5年前、その【盆うち】に、連れ立って出かけた。

本来、嫁いだ女性がこの時期、実家の菩提寺に出向いて、お斎(精進料理)を頂く。

新盆を迎えるご家族が卒塔婆をしつらえる(だったかな?)。

母は、既に嫁いで半世紀越えだから、嫁ぎ先のお寺に出向く。

わたしが小学生の頃は、母の実家のお寺だった記憶がある。

夕顔の味噌汁が初体験だったことを覚えている。父が夕顔が嫌いだったから、母が夕顔料理を作ることは無かった。

 

こちらが五年前のお斎。ワカメとお豆腐に隠れているが、夕顔の味噌汁は健在。

味噌汁の上のお菜は、茄子だったかな?

アルミの中の赤は、トマトで、その下がポテトサラダだったような?

 

精進料理だから、早々期待はしていなかった。

畳に座っての食事が、パイプ椅子に変化。

驚いたのがそのプラスチックの容器!人手が足りないのか?時節柄?

もっと驚いたのは、そのお味!!!! 素材の味を生かした美味しさを(;゚Д゚)ええ~~

全てが、裏切っている‥‥‥‥(´;ω;`)

 

半分どころか、ほとんど食べられず、茫然。

これが最後の【盆うち】となり、暑さも加わり、なんだか悲しい1日だった。

食い意地が張っているわたし‥‥‥‥食事は美味しくありたい。

ああ勘違いも、わたしのせい?

91歳母、夏のサポート記録(6)

91歳という年齢のせいだけか?

戦前生まれで、教育勅語で育ち、家父長制度に従っていたせいか?

山の中の小さな集落での経験からか?

劣等感が強すぎたからか?

 

全て、そこは母の問題で、わたしには‥‥‥関係ない。

 

経済的に困窮する中、必死で育ててくれた感謝は忘れず、出来ることを精一杯お返ししてきた。娘や夫のサポートをしつつ、時間を作って介護帰省。

これは、わたしの問題。

 

「風呂のシャワーの温度が変わらんなっているが。」

「色々やってみたけど、だめだの。」

「それ、随分前からだよ。」

「テレビで、そうゆうのが火事になるんだ言ってたが。」

ここまでは良かった。

ところが、その  ”いつだったか来てもらった業者”  が思い出せない母。

その時の領収書を封筒に入れてしまっておいたのが無い。

「おまえ、捨てたんじゃねえか?」

 

この母、だいたい不満や不都合は人のせいにする。

疑いは、常に出入りしているわたしに向けられる。

 

箪笥もミシンも処分したが、中身は一緒に確認した。

「だ~たって、おれはここに入れておいたんだて。」

全くわたしの意に介さない場所からバックを取り出し、数枚の封筒を確認する。

ほぼ空っぽ。1枚は、銀行で現金を下ろす際の伝票が3枚入っていた。

そのバックの存在すら知らないわたしが、どうやってその中の領収書だけを捨てることが出来るんだろう?

 

認知力低下。でもって、勘違い。

あちこち探しながら

「見つからんかったけど、名前を思い出したて。」

(。´・ω・)ん?  わたしでさえ何年か前に家に来ていただいた業者さんの名前を憶えていないのに‥‥‥‥怪・し・い!

勘違いで見つかった領収書を口に出せず(自分の勘違いを認めたくない!)

名前を思い出したと言ったんだろうなぁ。

 

まさに反面教師の母の日常の一コマ。

 

 

滋養強壮ドリンク‥‥‥中毒か?嗜好?

91歳母、夏のサポート記録(5)

「もう飲みたいと思わんなったて。」

昨年暮れに3週間の入院後、

愛飲していた滋養強壮ドリンクを卒業(?)したと母は笑った。

 

朝、起き掛けにだるいときに飲んでいた。

「糖尿病」の悪化につながることを、理解できない。

「血糖値スパイク」を説明しても、頷くだけで、分かっていなかった。

‥‥‥90歳を超えているから、もういいかと思うことにした。‥‥‥

 

度々母に滋養強壮剤を数十本単位で送って来る弟にも、苦言を呈した‥‥はずだった。

多分、弟自身も、これに頼って徹夜仕事を乗り切ってきたからだろう‥‥通じなかった。

あの、人工的で独特の臭いと味は、癖になると感じる。

毒じゃないが‥‥‥わたしは否定的。

 

暑さが厳しくなった今、その滋養強壮ドリンクが弟から届き、

母は愛飲していた。

「おれだたって、味気ないもんばっかりじゃねえのが飲みたくなるこて。」

‥‥‥そりゃそうだよね。‥‥‥

「早く、治らんかのう。」

「えっ、何処が治るの?」

「どこもかしこも、おかしいなってるこて。なかなか治らん。」

‥‥‥どこもかしこも、治ることはないのに‥‥‥

‥‥‥なんとか今より、悪くならないように、現状維持を保つ‥‥‥

 

やはり、説明は全くスルー。自分に都合のいい考えに固執していくだけか‥‥‥

 

滋養強壮ドリンクで、「糖尿病」が悪化すると解っているだけに、飲んでもいいよとは言えない。まして、母の溺愛する弟からの滋養強壮ドリンクを、廃棄するなんて出来ない。‥‥‥どうしたもんかなぁ~‥‥‥

好評につき、SUZURIのTシャツ、セール中です♬

ファン1号からの報告

6月のSUZURIのTシャツセールが好評だったとのことで、

夏真っ盛りの今、再度セール開催中です♬

9種類のTシャツが、今なら1000円引き!!!!

8月7日まで!

インスタにアップしました

せっかく割引、せっかく真夏!

思いっきりビビットカラーで遊んでみるのも、楽しいです!

 

爽やか系のイラストは、定番の白が気持ちいい

ちなみに青い花はわたしのイラストです。‥‥( ´艸`)  これだけしか描けない!

 

わたしも愛用中「ボッチ君」「黒いヤツラ」のイラストのTシャツです。

色んな色で楽しめます。素材も、形も選択可能です。

 

ユニークなイラストは、左上から「mon(わたしの)心臓」

右上の赤いTシャツは「妖怪少女A」

左下は運命共同体

右下は「カボチャパンツの女の子」

 

海の季節に似合うイラスト

これ、最近購入してみました♪

シンプルなイラスト画、気に入っています♬

 

今、新潟の蒸し暑い夏、パジャマの代わりに夜に大きめをM(男女兼用)を使い、

比較的気温が上がっていない午前中にSサイズを使い、汗だくでシャワーを浴びて

午後は、Mサイズで肌触りのいいウオッシュタイプかオーガニックコットンを使うことが多いです。

こんな夏の帰省介護に、何枚か購入しておいて良かった!( ´艸`)‥‥‥

 

下記リンク、覗いてみて下さい。

suzuri.jp

tomoniのユニークなイラストは下記のインスタからご覧いただけます。

www.instagram.com