人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

「うちの網戸持っていけば?」

先月の帰省介護は、6月梅雨冷どころか、信じられない暑さの中「梅雨明け」!

夏物の準備もなく、網戸もない部屋で、虫たちとの格闘。

「実家、網戸が無いんだよ。母が、わたしに『買えばいいこてえ~』だって!」

「娘のために、もっと早くから、取り付けてくれてもいいと思わない?」

‥‥‥愚痴っても、網戸は、自分で何とかしなくちゃならない‥‥‥

 

「うちの網戸を持っていったら?」

(;゚Д゚)ええ~~ (。´・ω・)ん? いいかも?開ける

老夫婦二人には、無駄に広い家。

窓を全て開けることはない。そっか、それいいかもしれないと、ほくそ笑んだ。

 

(。´・ω・)ん? 夫がやたら明るい日差しの入る家にこだわったばっかりに‥‥‥

7か所は、掃き出し窓。しかも、髙さが‥‥‥2メートル!

腰窓も‥‥‥出窓風にしたから、築60年越えの古い家とは、サイズが‥‥

小さ目の窓さえ、髙さが1メートル以上!

もっと小さいと、変形の窓。

 

ネットで方法を探し求め「網戸キット」を発見。早とちりのわたしの欠点を補うべく、夫の意見を聞くと「これいいんじゃない?」

帰省に合わせてネット注文。( ´艸`)‥‥‥

とてもコンパクトで、軽くて扱いやすそうで‥‥( ´艸`)

窓の周囲を見て、愕然‥‥‥‥

カーテンレールを取り外さなければ、使えない!!!

もしかしたら、何とかできるかな?と、眺めつつ‥‥‥‥

ドンキで500円で購入した、「虫よけスプレー」で、事足りている。

まぁ、いいかな?

まぁ、しょうがないよね‥‥と。

パッケージを開ける気もおきず、未開封

多分、いつかどこかで必要に‥‥‥‥なるかもしれない。もったいなかった。

 

gagamama.jp

 

接触冷感敷パッドは‥‥‥これまた、微妙⁈

暑い夜は、威力を発揮するけど、寝苦しい夜は(。´・ω・)ん?

でもって、少し気温が下がると、冷え冷えして寒い。

 

無いよりいいかも?

 

老朽化した実家に、母の介護以上にストレスを感じている。

 

夫婦で何度も検討して家を建て、あれこれ失敗に気づき、インテリアコーディネートを学び、住宅展示場の案内営業を経験し、そして実家で粗悪な家を体感し、

今なら、わたしにとって最高の家をデザインできるのになぁ。( ´艸`)

わたし、使用期間切れ‥‥‥

ふわふわ氷で、クールダウン

実家の蒸し暑さに備えて、久し振りに髪をショートカットにし、

ショートパンツ七分パンツノースリーブのブラウスを準備したが‥‥‥‥

地域性に加えて、機能性を全く無視した築60余年の実家は、

風が通り抜けない!

窓がほとんど、西側!‥‥‥わたしの部屋だけ、東と北側

常に蒸し風呂状態‥‥‥‥に近い!

 

ショートカットは、汗をかくと、くせ毛が一気に爆発してクルクル  (*ノωノ)

ショートパンツにノースリーブで、見事に蚊の餌食

 

母の認知力も、順調に低下‥‥‥(⊙_⊙;)

 

帰省1週間足らずで、頭がヒートアップ!!!!

時間の経過がスローテンポで、社会との断絶を感じる。

 

買い物ついでに、遠回りして

かき氷頂きました。 (*´σー`)エヘヘ

 

ふわふわかき氷の越後姫

トップの苺は、奇麗に6分割されて、食べやすく、クリームの甘さが酸味を和らげている。シロップじゃない! 濃厚な越後姫のソース⁈

果肉感が強く、真ん中にもソースが挟まれて、甘さがかなり控えめ。

かつ、氷がふわふわで、キンキンは無し。( ´艸`)

頭の中が、スト~ンと冷やされて、気持ちまで落ち着く。

さくさく完食。

 

庭の演出もさわやか。

 

これは、素敵なわたしの避難場所に決定。(*´σー`)エヘヘ

最近のかき氷の進化に、今年も感謝。

次は、抹茶かなぁ~

認知力の低下

91歳母、夏のサポート記録(4)

認知症ではない。

91歳で、なんとか一人暮らしを、わたしの短期滞在のサポートでこなしている。

 

が‥‥‥

行政からの郵便物の解読が、母曰く。

「めんどくさいんだて。」

7月は保険証関係の切り替えの連絡と、差し替えの保険証類が届く。

これを確認してほしいと言えばいいのに、わざわざ、わたしの前で封書を広げ

老眼鏡をかけ‥‥‥‥う~~ん、と構えて見せる。

 

「何?何が解らんの?」

「解らんわけじゃないこてね。面倒なんだて。」

ならばと、今使っている保険証はどれなのと聞けば‥‥‥

「まぁ、これ全部受付に出せば、選んでくれるがね。」

やっぱりわかっちゃいない  ( ´艸`)‥‥‥

  1. 後期高齢者医療被保険者証
  2. 後期高齢者医療限度額適用、標準負担額減額認定証
  3. 介護保険負担割合証
  4. 介護保険被保険者証

4種類を全て持ち歩き、このうち1~3は差し替えが郵送されて、

合計7枚。

「なんだこんで、面倒になった!」と‥‥‥( ´艸`)

 

1に至っては、10月から所得に応じて負担額が変更されるため、9月までの有効期限になっているが、説明したら、もっと「めんどくさい」事に成りそう。

その前に、有効期限は見えてないかな?

 

馬鹿にされたくないけれど、どうしていいかわからない母の胸の内が

ありありと解ってしまう。

なぜ教えてと言えないのか?

わたしなど、

Twitterが全く解らないので、懇切丁寧に教えてください。」とお願いした。

娘は丁寧さに驚き、照れながら

「しょうがないなぁ。」と笑いながら応じて入れた。

‥‥‥実は、そこから1ヶ月近くたっても、未だに消化しきれていない‥‥‥‥

 

戦前生まれの性がなせる態度?

そういえば、「ありがとう」も、めったに口にしない。

三度の食事の上げ膳据え膳も、洗濯物をたたんで渡しても、

掃除をしても草取りでも「ありがとう」は、ほぼ無い。

 

娘は、何をやっても「当たり前」⁈‥‥‥まぁ、しょうがない。

これも、認知力低下?昔からだったな!

美味しくないと‥‥‥

91歳母、夏のサポート記録(3)

「美味しいもん」は、とりあえず、わたしが食べたいもん。( ´艸`)

午前中に大量の洗濯を済ませ、徒歩で汗だくになりながら買い物。

「ニンニクの効いた、ニラたっぷり餃子」を、

昼からビールで食べちゃおっと!

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カリカリに焼けた」餃子と‥‥‥

 

かきたま汁(味噌汁だけど!)に、

冷凍庫にあった「笹団子」をお口直し。

 

「これは、夜食べることにするて。」と母。

8個中5個も残っている。(。´・ω・)ん?‥‥‥

口に合わない!どころか不味かった!!

昨日のは、わたしと同じ量を、ペロリと完食。

わかりやすい。

「この笹団子は、まずかったのう。」と、今度はハッキリと不味い発言。( ´艸`)

 

「不味いの我慢して食べることないよ。今まで、十分我慢して来たんだから。」

実は、わたしも、この餃子にがっかり。ミンチが (。´・ω・)ん? ちょっと大丈夫かな?だった。案の定、肉のパサつきが気になる。

91歳、侮れない!!!

味噌汁は、完食している。

ってことは、やっぱり、濃い味か!

 

作戦練り直し‥‥‥‥こうなると、どうしても「旨い」餃子を作りたい。

昼飲みビールを楽しみたい。実験あるのみ。

91歳の好物‥‥‥( ´艸`)

91歳母、夏のサポート記録(2)

暑いさなかの長距離(長時間‥‥‥6時間半運転で、疲れ切ったせいで、

夜は8時台に寝込んでいた。にもかかわらず、起床はダル重く、7時過ぎての動きだし。

ゆっくり動いても、もっとゆっくりさんの母には全く気付かれない。( ´艸`)

 

頼まれたお寺の用事を済ませ

ドンキに寄る。

(。´・ω・)ん?  ‥‥‥無い?

と、横から段ボールを抱えてやって来た従業員さんが、おもむろに箱を開ける‥‥( ´艸`)

あった!!!!  よかった!!!!  

「ようやく届きました。」

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91歳母のお気に入り。ふ菓子のふーちゃん。

この、ドンキのふ菓子、「ふーちゃん」がいいのだ。

去年までは、「麦チョコ」がお気に入りで、それはドンキではなく別のスーパー。

その前は、「ぽたぽた焼き」という煎餅。その前は「雪の宿」という煎餅。

柔らかさと、消化吸収が関係している。

 

帰宅早々「ふーちゃん」を見せたら、

「まぁ、ふーちゃんあったかのう。」と満面の笑み。

そのまま封を開けて、頬張っていた。‥‥‥もう、子供⁈‥‥‥

 

多分、絶対、が食べたいのはわかる。

何しろお高いからあからさまに「鰻」とは言わず、時節柄わかるだろ?

というのが母の態度。

そこは、わたしも食べたいので、

とりあえず奮発して国産の「鰻のかば焼き」を購入。

 

ところが、これ見つけた!

 

大好きな鯖。

チラシに載せていない、大特価。二尾で200円  ╰(*°▽°*)╯

 

鰻は、チルド室へ直行。

1尾目の鯖は、味噌煮込み。( ´艸`)

‥‥‥ふっくらと身が柔らかく、味噌のコクとの相性抜群‥‥‥

2尾目は、竜田揚げの丼。

‥‥‥ふっくらに、香ばしさが加わって、水にさらした玉ねぎの薄切りがいい仕事‥‥‥ご飯がすすんだ!

 

「おれは、鯖が好きじゃねえんだて。」

‥‥はい!何度も聞きました!知ってます!‥‥‥母はぶつぶつ言いながら「これは美味しいのう。」と完食するのもいつもの事。

ただ、母が鯖を見たときの不快感を軽減するべく、「お口直しあるよ~」と、

甘いもの(今回は抹茶あん蜜)の用意もぬかりない!

だいたい、半世紀どころか80年も前の冷蔵技術の無い昔、ど田舎で傷みかけの鯖で、お腹を壊したからと言い訳されても‥‥‥

 

食べて美味しかったら、もうそこまで昔の事、忘れたらいいのに、食べ物の怨み(?)は恐ろしい。(  -_・)?ちょっと違うか。

 

 

美味しいもんが食べたいのう

91歳母、夏のサポート記録(1)

帰省早々母が、わたしに発したのは

「美味しいもんが食べたいのう。」

3週間余りを一人で過ごし、週の5日間は高齢者配食弁当。

あとは、わたしが作った冷凍惣菜のパックや冷凍の数種のおにぎり。

そして、弟からの「サトウのご飯」とレトルトパックのカレーや顆粒スープの素。

 

買い物もままならないから、シルバーさんが週に1回、買い物をして下さる。

が‥‥‥

依頼の仕方がスムースにいかず、お菓子を頼むためらいもあり、

不満が溜まる‥‥‥

母の一言で、彼女の不満がたちどころに解ってしまう。(´;ω;`)

ここで、いつもなら共鳴共感して、自分を責めてしまうが

そこを「卒業!」

 

体調の不具合や、老化、世間とのズレを少しづつ受け入れて、明らかに極めて(諦めて)老衰へと進んでいくのか‥‥‥あちらへの違和感が無くなったころ、お別れが出来る。‥‥‥それが老衰かもしれないと。

 

とはいえ、美味しいものへの未練が強い母は、未だ現役?

長距離運転、思いがけずに快晴になったお天気に疲れて、

持参した豚の塊肉と野菜(玉ねぎ・人参・ジャガイモ)の中華風煮込みと

道中手に入れた「柔らかお焼き」を夕食とした。

 

用意する間もなく、黙々と食する母。

量は減ったものの、食欲にほっとする。

夏の帰省介護、幕開け!!!! ( ´艸`)‥‥‥

ちなみに暑さへのストレス解消に

道中ず~~と行きたかったジェラート屋さんに立ち寄り、

ブルーベリーのジェラートを楽しんだ。スプーンが刺さったベビーピンク色はおまけの一口に選んだ、西瓜と粒チョコのジェラート

色から想像できない爽やか~な西瓜!

おまけの冒険味、ブルーベリー味より、活かしてた!!!

次、これにしよう! ( ´艸`)

香りにむせる

気品高い「百合」に目が行き、花芯の不思議さに吸い寄せられて

久し振りに水彩画に没頭できた。

 

もうすぐ帰省介護。

しっかり充電できたので、母の充電に寄り添っていけそう⁈

油断禁物だけど、十年余り(二十年近い!)の経験の蓄積を活用して、”楽しむ” を目標に!  ( ´艸`)‥‥‥過ごしたい。

 

お天気が味方してくれますように!

蒸し暑さ‥‥‥非常に苦手。

 

それにしても、この7畳ほどのスペースの中、窓を開けないと百合の香りで息苦しい。

スズランの花を生けた水の毒で死ぬとか、それは百合だったかな?と‥‥‥

はっきり思い出せないまでも、どちらも白く気品ある花。

この花の毒に、あちらに持っていかれるなら、文句ないかな?

 

描きながら、全く毒にもならない妄想に浸っていた。

薔薇の香りなら、むせるくらいの強さ、平気なのに‥‥‥それが毒ってこと?

 

描き終わるころには、二つのつぼみが膨らんで、三つ目の花が誕生!

この花と帰省しよう。( ´艸`)