瞬く間に過ぎた日々。
体調不良が所々に現れて、2年余り。
気が付くと、入退院の繰り返しで、人工肛門。
そして、夫婦揃っての施設入所。
痛みと向き合って、痛みが遠のくと、人工肛門の存在。
ドクターもナースも、淡々と対応。特別感が薄くなる。
カラリと吹き飛ばした。
「しょうがねえがね。」(^_^)ニコニコ
夫は、呆然。
「こんがな感じだ。」妻は、あっけらかんと人工肛門を見せる。
「こんがな〇〇こだ。見てみ。」 Σ(=゚ω゚=;)
いや、見たくないような・・・見たいような・・・
腰が曲がり、腰が痛む。
足元がおぼつかない。
「まだ動けるし。」
「お勝手しないで、美味しいもん食べられるし。」
とりあえずとはいえ、日常を取り戻し、今を満喫。
あっけらかんとに周囲も笑いを誘われる。
頭が下がる。