人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

長く生きる苦痛(1)

「九十歳。何がめでたい」
「ワガババ介護日誌」
「人間の死に方」

三冊続けて読んだ。
90歳を生きる本人の言葉。老親を介護する娘や息子。
どちらの立場も、経験しなければ全くわからない。

動いて、大きな声でしゃべっていたら元気と勘違いされる。
出来ないことが増えて、もどかしい。それを口にするくやしさ。

はたまた、親子だから大丈夫と始めた介護も・・・
「ありがとう」が素直にいえない世代だったり、性格だったり。

わたしだけじゃなかったという安堵。
老いを認めさせようとするわたし。まだまだと意地を張る母。
実は、高齢者も不安を抱え、どうしたものかと悩む。
出来ていたことが、徐々に出来なくなる不安。
見渡せば、同世代の話し相手が先立っていく。

長生き・・・苦痛?