プチサバイバル?を体験した翌日、母の知り合いの電気屋さんと連絡がついて一安心。
電話で、ブレーカーが落ちたのか確認があった。
「いえ、大丈夫です。全体が電気が付かないのではなく、一部だけです。」
「古い家の場合、配電盤がもう一つあるかもしれません。」
早速確認すると‥‥‥(。´・ω・)ん?‥‥
あった!
修繕と増築の繰り返し。
しかも、25年も前に他界した父は、電気工事士で自転車操業の日々を送っていた。
自宅を修繕・増築の度に、あちこちスイッチを設置。
左の配電盤で、各部屋の電気が解るかというと、配線がこんがらがってもはや収拾不能らしい。母の居室を挟んで、奥の部屋だけでなく、電球や蛍光灯が切れたと思った手前の和室や玄関も、ブレーカーが落ちたことが原因だった。
二つの配電盤の主要電源はそのままで‥‥‥
右の増築部分の配電盤も、そのまま。が、増築部は全て停電。
左の配電盤の、右上のブレーカーが一つ落ちていた!
‥‥‥‥全く、気付かなかった‥‥‥‥‥
増改築を繰り返した古い家によくある事らしい。
「申し訳ありません。ブレーカーが落ちた位の事で、こんな雪の中ありがとうございました!」平身低頭のわたしに、
「解りにくいですよ。それに、すぐに対応するのが街の電気屋ですから。」
基本的な配電盤とブレーカーの知識を丁寧に説明頂き
「こちらのおばあちゃんには、お世話になってます。何かあったら、いつでも呼んで下さい。
「出張費はおいくらですか?」
いくら尋ねても、
「おばあちゃんに随分お世話になっています。こんな大したことないです。何もいただけません。」の一点張り。
街の電気屋さんのフットワークの良さ、人柄に、か・な・り 感動!!!!
「よかったね!こんな気持ちいい心強い電気屋さんと知り合いで!」
母の人付き合いに、少々頭が下がった。