桜木 紫乃著‥‥‥「家族じまい」
秋の夜長、毎日毎晩活字に親しむ日々‥‥‥(*´艸`*)
こちらも再読。
せつなさが身に沁みるとともに、理屈じゃない背景が広がっていく。
どんな理由が背後にあっても、「家族」は、始まりがあってお終いがある。
理想的な家族の種類は、数えられそうなのに、実際、現実の家族の姿は
家族の数だけありそうで、その数がそのまま不幸の数に近い気がする。
家族制度が廃止になって既に75年余りが経過。
92歳の母には全く自覚がない。
核家族化が進んで‥‥‥結婚しない選択も幅を利かせ‥‥‥‥
最近、どっちがいいのか分からない。
わたしに関して言うならば‥‥‥結婚したことに後悔は無い!
ただし、結婚の目的が妊娠出産育児で、子供たちが巣立ったならば、
結婚解消もありかな⁈
誰かの生活に合わせることなく、自身の生活を満喫したい。
完璧とは言い切れないけれど、妻とか母とか娘としても、わたしに出来ることを
相手に合わせてきた。
令和の今、このまんま誰かに合わせる生活って‥‥‥
解放されたい (*´艸`*)
そうは言っても、わたしは母を最期までサポートするだろう。
体調不良の夫を見限ることも出来ない。
やっぱり、現状が継続するんだろうが、終わりは確かにやって来る。
粛々と現実を受け止めながら、やりたい事を実現できる体力維持に努めよう。
諦めなければ、叶うという言葉、誰かに聞いたし♪