人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

旅を二度楽しむ

先日の彦根城と琵琶湖の旅」で、珍しくお土産を購入。

海老煎餅と羊羹!

海老煎餅は、気になる。琵琶湖の川海老を使っているとの触れ込み。

坂角の海老煎餅と比較したくなって購入。

和菓子好きで、羊羹にこだわりがあるので‥‥‥( ´艸`)

「技術優秀賞」受賞と、お土産第1位に魅かれて‥‥‥( ´艸`) 購入。

 

お煎餅、袋を開けた瞬間から、海老の香りで  "ぶわぁ~~"  と驚く。

サクサク食感で、坂角とは全くの別物。

う~~ん、美味しい。ただ、好みはスーパーで買える固めの海老煎餅と認識。

一人では多すぎて、友人におすそ分け。

 

羊羹は‥‥‥期待しすぎ。( ´艸`)

故郷新野屋の「黒羊羹」に勝るものなし!かな?

黒糖香るねっとりとした羊羹は、絶品。

 

好みの問題  ( ´艸`)

 

雨の彦根城を思い出し、坂道が脳裏に浮かぶ。

近江八幡を散策して、ひなびた風情を味わいついでに、安土城跡」も見たかったなと。

 

お天気さえ許したら、びわこバレイ「ジップライン」を再度楽しみたかった。

 

gagamama.jp

 

時間に余裕があったら、比叡山を体感したかった。

 

来年、まだ「ジップライン」を体験したいと思えるか? 不安もあるけれど、

「渡岸寺観音堂「十一面観音」に会いたい。

「近江の国」と、来年も向き合いたい。

 



 

 

生きたように死んでいく

母が先日91歳を迎えた。

この数年は、時間のやりくりをして、必ずお祝いしていた。

「お誕生日おめでとう!」に返ってくるのは

「何がめでたいと!」

まぁ、そりゃそうでしょうが‥‥‥‥その年齢まで、食べて動いて、しゃべっているって‥‥‥凄いと思う。

「なんで、こんがに長生きなんだかのう。」

‥‥‥何度も聞いて、何度も答えたのに‥‥‥‥また聞きたい?(心の中( ´艸`))

 

確かに母は苦労はした。戦前の戦争色濃い中で誕生し、物心つくころは戦争。

貧しい時代をド田舎で過ごし、吞兵衛(わたし、引き継ぎました!)で働かない父との結婚生活は、困窮を極め、子育てに邁進し、子供に望みをかけた!

 

必死な生き様は素晴らしい。

反面、真面目に空気を読み過ぎて、疲弊し、その不平不満はわたしをはけ口にし、希望を訴えられ‥‥‥わたしはまともに受け止めて、「毒母」と捉えてしまった。

 

前置きが長い!!!!  ( ´艸`)

なぜ長生きか? 60代早々、ちょうどわたしの年齢で、父が他界。

唯一のストレスの根幹が絶たれ、

一人を満喫していたからだ。と思う。

 

母から、友人知人・縁者が無くなる度、人物像を聞かされる。

”人は生きたように死んでいく”って、本当だね。」と感心していた。

 

華やかに暮らし、わがまま放題、見栄っぱりだったらしい知人は、身動きできない太り方をして、子供3人に見放されて、亡くなられた。今、家はご長男が廃屋状態の中で生活しているらしい。

 

常に、御主人の地位や、息子さんの成績を自慢して鼻高だった知人は、御主人が病死され、ご本人は認知症で息子さんが突然死したことも知らないまま、亡くなられたらしい。

 

「罰当たりな生き方してっと、あんがん風に亡くなるんだろうのう。」と母。

90年余り生きてきた人の周囲は、亡くなっている場合が多いから、いくらでも

"生きたように死んでいく"  たとえに、暇はない。

 

先日の事件を耳にして、彼の方も同様なのかと、ふと疑問に思った。

諸々の疑惑は、一緒に闇の彼方なのか?

 

美味しい時間

 

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ランチタイムの美味しい時間。

20年来のお付き合いになる。世代の異なる友人。還暦を過ぎたわたしが一番若い。

70代80代の方々を、友人とお呼びしていいものか?

 

20年前に、水彩画を描く教室に参加して出会って、20年経過。

現役で働きながら、趣味の時間を大切に捉えていた方。

リタイアして、信州で新たな人生を楽しみ始めた方。

わたしは‥‥‥子育て真っただ中。母が甲状腺がんの手術を受け‥‥‥

人生何が起きるかわからないから、やりたいことがあったら、すぐに始めようと飛び込んだ水彩画教室。

描き方はもちろん学んだが、思春期の子育ても愚痴を聞いて頂き、アドバイスを受けて、心を救っていただいてきた。

教室での人の出入りがある中、講師に見放されても、残った仲間。( ´艸`)

 

かけがえのない繋がりを築いて、今がある。

 

時間に自由が出来たその今は‥‥‥( ´艸`)

ランチタイムに、アルコールを頂き、冷麺に舌鼓をうつ。

柚子胡椒が効いた爽やかな冷麺は、のど越しも楽しめた。

 

お楽しみのキャラメル風味のケーキが、ほんのり甘く、キャラメルの香りが優しい。

ふわふわのスポンジが、クリームと馴染む。

マンデリン珈琲の苦みを引き立てて、大満足。

 

「わたしたちには、時間がない。美味しいものを食べて美味しいものを飲んで、

楽しく過ごさなくちゃ。」と。

お二人とも、大変な頑張りで生きてこられた。

 

なるほどと納得しながら、わたしはもうひと頑張りしなければなと、

自分に言い聞かせる。(*´σー`)エヘヘ  ぼちぼち頑張ろう。

 

昨夜の晩餐?( ´艸`)

暑い日が‥‥‥続行中。

夫は、二人暮らしというのに、大きな西瓜を常に買い込み

「西瓜きったよ!食べるだろ!」と、毎日言って来る。

確かに、西瓜は好き。メロンより好き。

夏は毎日食べたい。‥‥‥ただね、沢山は‥‥‥

 

この時期、毎日たくさん食べたいのは、

トマトブロッコリービール!!!  ( ´艸`)

 

冷やしトマトをざく切りにして、あったら玉ねぎの千切りと

大葉の千切りをたっぷりとまぶして、醤油少々と胡麻油を適量回しかけ。

これ、いくらでも食べられる!

 

いんげんとズッキーニの豚肉巻きは、味付けが濃いので、

ブロッコリーは茹でただけで付け合わせ。

 

お料理しながら、「スーパードライ」1本を頂いたので、先日息子が送ってくれた

クラフトビール「金しゃち」のALTを開ける。

コクのあるビールで、豚肉にピッタリ。

 

いくらでも食べられるなどと言いつつ、トマトを食べたら、肉料理が残ってしまった。

アルコールなら、まだいけるのに‥‥‥( ´艸`)

そして今夜も、トマト有り!

子供、苦手なのに‥‥‥

子供の甲高い声に、ひえ~~~と恐れをなし、すっ飛んで逃げだしていた。

もちろん泣き声も、ぐずり声も‥‥‥苦手を超えて、無理!

 

そんなわたし、産む性と産まれたからには、妊娠出産を体験したかった!

本音を言ったら、

わたし、産まれた子をかわいく思えますか?」かなり、心配だった。

 

出産時に感動して涙が出る‥‥‥無い!

今しがたまで続いた悪阻と、お腹の重苦しさからの解放に安堵。

初めて娘(2,720g)を見たとき、あまりに儚い命に絶句!

愛おしいより、守らなければ(これも母性)!!!

 

かなり前置きが長くなった、要するに子供が苦手だったけれども、妊娠出産を経験して、いや!経験したくて、経験して、自分の子に巡り合うことで、変化していく。

 

本が好き。活字が好き。

わたしの育った環境に、絵本どころか、本?あった?

本の面白さは、小学校に入って「図書館」を知ってから。

この面白さを早く子供にも伝えたくて、そして友人からの出産祝いに届いた絵本をきっかけに「読み聞かせ」に芽生えた。( ´艸`)

 

子供の反応が、興味深く、面白く、そこで癒された。

「読み聞かせ」は、いつの間にか、自分のために‥‥‥( ´艸`)

 

”読み聞かせボランティアを始めたい人のための‥‥講座”

何も考えず、あの頃の癒しを求めて参加!  (*´σー`)エヘヘ

 

今現在「読み聞かせボランティア」で、悩みを抱えている方が中心で、

癒されたくて‥‥‥は、場違いの感も!

そこは、講師の人徳というのか、お人柄なのか?にこやかに受け入れて下さるとともに、久し振りにメリハリがあるお話を伺うことが出来た。

 

水果のお茶と笹舟

温かい水果茶(乾燥果物のお茶)をふるまっていただき、笹舟を作る。

見たことはあっても、「笹舟」を作るのは初めて。

 

些細な共通体験で、お互いの「間」が近く成る感じを体感。

 

一緒に楽しめたらいい!の初歩的体験をしつつ、いくつかの症例で理論づけをして下さるので、解りやすく、リズミカルな口調。

まさに、打てば響くような心地いい時間、1時間半が瞬く間に過ぎる。

 

「感情を伝えず、本を読んでいく。」‥‥‥読み聞かせ!と知る。

確かに淡々と読むことで、自分から本の世界に入っていった様子を思い出す。

矢崎恵実子さん、貴重なお話、ありがとうございました。

 

講師の方の話し方や声も、癒されていたような‥‥‥( ´艸`)

 

 

ゴクゴク飲みたい「ナチュラルワイン」の3本セット!

わたしは、吞兵衛! アル中と言っていい。

美味しいお酒をひたすら求めているようだ。

一月前に出会った、「恵比寿屋」さん  ♬  と、

ナチュラルワイン  ♪

試すほどに、その美味しさに魅かれて~~~~(*´σー`)エヘヘ

"夏にゴクゴク飲みたいナチュラルワイン3本セット" 

を購入。

三本入った紙袋の前後のイラストも、いい感じ  ♬

 

爽やかないでたちにも、惚れ惚れ~~~

 

普段、白ワインは‥‥‥‥買うことは‥‥‥無い!

なんとなく気になる、独特の癖が、

「白ワイン飲むなら、日本酒の方がいいなぁ。」と。

が‥‥‥‥これは、その気になる癖を感じない。

 

写真の真ん中、

「ピエール=オリヴィエ.ボノム 

トゥーレーヌ.ソービニヨン2020」

夏のあっさり、さっぱり系の食事と、とんでもなく合う!!!!

これぞマリアージュ

そして、タイトル通り、説明書き通り、体に沁みるジュース感!

搾りたての果物のようなフレッシュ感!爽やかな旨味?

ゴクゴクいっちゃう美味しさ  (*´σー`)エヘヘ

自制心とのブランコを繰り返し‥‥‥‥負けています。( ´艸`)

 

素敵な出会い、感謝です。

「悪医」

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「悪医」‥‥‥タイトルに魅かれ、著者を確認して選択。

「悪医」は、造語?「悪意」に転ずる?

 

医療系の小説は、興味深い。それも著者が医師(久坂部 羊氏)ならば尚更、気に掛かる。

聖職の一つともいわれ、常に社会問題を引き起こすリスクを抱えたお仕事。

それぞれの分野が、多岐にわたり、それゆえに担当分野が異なると、素人から見たら単純なことを見落とされることもある。

母の場合、勘違いで「外科」を受診したがために、帯状疱疹と判明するのに4日間を要してしまい、薬が効かず‥‥‥そもそも高齢だったこともあり、十数年たっても、痛みと痺れに苦しんでいる。

 

患者側からの不平不満なら、よく耳にする。

この本は、医師の立場からの赤裸々な言葉も、響く。

立場が変わると、こんなにも誤解が生じ、殺意さえ生まれる。

 

「末期がん」の対応にも、立場だけでなく、願いは患者の数だけ異なる。

治療を続けることで、副作用に苦しみ、日常生活が出来なくなるだけでなく寿命を短くするから、治療を中止し、通常の日常生活を送りながら、痛みに対処することが医師の良心かと思いきや‥‥‥‥

 

患者は、見捨てられたと‥‥‥どんな状況になろうと、最期まで戦いたいと望む患者の本音もある。

 

正解などない。

ゆっくりとコミュニケーションを重ねることで、お互いの信頼関係が、正解を生み出す。

どこの病院も、待たされるのが常態の社会で、どこまで向き合えるのか?

「悪医」は、立場が変われば、対象となる医師が違って来る。

尽きる事のない問題提起に、唸るしかない。

 

 

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