人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

晩秋の諏訪湖めぐり(2)

 

gagamama.jp

腰の不調を省みず、快晴と景色に浮かれて、

思いっきり早く歩いてしまった⁈

紅葉の「赤」は、とにかくテンションが上がる。

ランチ後に到着予定の美術館についた。

丁度昼時。

そして、痛みで足を引きづっている?誤魔化しがきかなくなって、ランチ。

探していたレストランは、どうやらイタリアン。

米が食べたい、和食がいいなと入ったお店で、オーダーしたのは

 

f:id:taijose412ouen:20221112154231j:image

「鴨せいろ」( ´艸`)

カウンターに腰を下ろし、目にした

「鴨せいろ、美味しかったご馳走様」の寄せ書きにつられて‥‥‥

実際、カモ肉の程よい脂の加減と暖かい汁。猫舌のわたしは、せいろ蕎麦で丁度いい。

疲れた身体、喉ごしに、ひとりほくそ笑んでしまった!

 

カモ肉の弾力有る噛み応えと、ネギのシャキシャキ感は、最高。

一口サイズの冷奴、南瓜の素揚げ、漬物と柿。

お腹が満たされると、気持ちまであったかい。

 

そして、目的の美術館「ハーモ美術館」





 

ローカルTV]番組で、紹介されたリト@葉っぱ切り絵展が見たくてやって来た。

作者が男性! 勝手に若い女性と思い込んでいた。

愛らしく、繊細な表現に魅了。

 

 

実物は手のひらサイズで、

その作品を背景と共に写真として新たな作品に仕上げている。

 

独特の世界観に引き込まれていく。

 

常設展に、

気になる画家  "ベルナール・ビュフェ の初めて見る作品が展示されてあり、

思いがけない幸運!

殺伐とした?荒涼とした?景色の中を黒い鳥が数羽飛んでいる。

恐怖と不安を掻き立てられるのに、目が離せない。

嫌いじゃないけど、好き?

目が離せない!心が奪われる。

側に置きたくはない。自分が落ちていきそう。

不思議な感覚を抱かせる作品。

 

マリー・ローランサンピカソといった巨匠の作品も並ぶ。

諏訪湖周辺には、こじんまりとした美術館がいくつかある。

気軽に、楽しむことが出来る。

 

そして、足腰の悲鳴が大きくなるばかり!‥‥‥続

晩秋の諏訪湖めぐり(1)

「明日、お天気が良かったら、美術館に行って来る。」

「松本?」

諏訪だよ。」

「芸術を極める⁈」

(⊙_⊙;)‥‥「いや!好きか嫌いかだけだよ。」

夫との夜の会話。

 

で、朝は‥‥‥快晴!

f:id:taijose412ouen:20221112154123j:image

目的は美術館!のはずが、あまりにも快晴で‥‥‥(*´艸`*)

高校生が競歩大会?なのかマラソン大会なのか?

諏訪湖の周囲を走ったり歩いたり‥‥‥

中高年も、走ったり歩いたり‥‥‥

 

迷うことなく  ”久し振りに一周しょうっと!”  ( ´艸`)


f:id:taijose412ouen:20221112154120j:image

 

羊飼いと羊の群れのブロンズ像?今まで気が付かなかった。

あったかなぁ。


f:id:taijose412ouen:20221112154119j:image

 

湖畔公園がわたしのスタート地点

16kmなら、2時間歩いてランチして、美術館。


f:id:taijose412ouen:20221112154121j:image

10年前に、娘と歩いた。

美味しいランチと、美術館を餌に誘って、彼女は16㎞に気が付いたときは

ブーブー!!!!  とはいえ食事時間を除き、美術館の立ち寄り時間を除くと

凡そ4時間弱で完歩。

あの頃より、遊歩道兼ジョギングコースが整備され、場所によってはサイクリングロード併設。どちらも幅2メートルはある。

 

そして‥‥‥( ´艸`)‥‥‥

 

 

諏訪湖の周りは、紅葉の終盤。

この秋は、存分に秋を満喫。「赤色」の威力に新たな感動がうまれる。

 

あんなに痛かった左の大殿筋辺りは、ストレッチを継続しエアロバイクを併用し、

違和感を残すだけになっていた。

この景色と、澄んだ空気の中では、快適としか言いようがない。( ´艸`)

 

ところが、お目当てのレストランを探すうちに、道をはずれ‥‥‥

歩くこと2時間越え。( ,,`・ω・´)ンンン? おかしい。

左足‥‥‥痛みが始まった!

 

途中、写真を撮ったり水分補給したりと立ち止まることはあったが、

休憩なし。そして、あろうことか目的の美術館(周囲の¾)に2時間で到着。

一人だと、誰を気遣うこともなく、年齢を忘れ、普段の体調を忘れ、

気づいた時には‥‥‥学習できていない!‥‥‥続

 

 

杖持って来てくれ

91歳の母からの伝言は‥‥‥

「洗濯もんを取りに来るときは、を持って来てくれ!」

 

「洗濯物を取りに来て」の催促から、1週間と経たずに次の催促。

回復の度合いが良くわかる。

内臓が、病院の数値の管理によって回復し、痛んだ腸を切除し、洗浄されたことで、栄養の吸収が良くなったと思う。

高血圧も、糖尿病も、管理された食事で安定し、痛みが緩和されたら‥‥

考えることは、「動きたい!」だろうなぁ。

 

だから、”杖⁉”

かなり驚いて、看護師に、介護認定5が下りて、10日ばかりでそこまで回復?と問い合わせたところ‥‥‥‥イレクター(高齢者向けの歩行器)を使った歩行練習を行っているとのこと。

要するに、動くようになる気満々!

1年前に、奇跡的かと思える回復をして、動けるようになったこと。

同様に、快復できると信じている。

 

そこは本当に、感動的に素晴らしい。

とはいえ、一人で暮らすには、程遠い。

 

そして、もはや、毎月1週間から1か月の滞在で母をサポートしてきたわたしの方が

冬に向けて、昨年のように頑張ろうなどという気力が無い。

ようやく施設に入所しても、行政関係を含めた雑用(今回人工肛門の設置で、ストマ装具の購入と給付金申請の手続きが増えた)は常にこなさなければならず、本人はその煩雑さを当然のことながら、理解できていない。

 

せめて、毎日母と向き合う日々からの解放は、認めてほしい。

母は、寒さと思うように動けないいらだたしさと、わたしの言動が気に入らない不満を募らせて、不機嫌になっていく。

1日中つけっぱなしのTVの音も、かなり苦しい。

実は、雪かきだけの問題じゃないんだなぁ。

 

子供は、親の所有物じゃないと、理解できない世代?かと思うが、

母とわたしは別の人間、わたしは充分に対応した、はず。

 

 

安価で手抜きランチ料理(スキレット)

やりたいことがあって、お腹もすいてるお昼に~~

安くて、簡単手抜き丼!

 

f:id:taijose412ouen:20221109114118j:image

  • 白菜・人参・長ネギ・厚揚げを適当に切って‥‥‥( ´艸`)‥‥‥

(白菜の柔らかい葉の部分と、長ネギの青いところを取り分けておく)

 

 

 

 

  • 野菜の柔らかい部分も投入
  • 蓋をして柔らかくなったら

 

 

  • 真ん中に隙間を作って、ご飯(これは玄米)を投入し、

        周りの野菜類をご飯に乗っける

 

  • 溶き卵を回しかける
  • 蓋をして、30秒


f:id:taijose412ouen:20221109114115j:image

”厚揚げと野菜の卵とじ丼”  完成

 

丼を使わず、鍋を使わず、スキレットオンリ~  ( ´艸`)

鉄分も採れて、手間暇かからず、身体にもお財布にも優しく、時短!

 

意外に、鰹だしが効いて、オイスターソースのコクもある

忙しいときや、簡単に済ませたいときに、スキレットは大活躍

 

スキレットに季節の野菜(白菜や人参、大根)にキノコ類を敷き詰めて、下味をつけた(塩のみ!)魚やお肉をのっけて、胡麻油かオリーブ油を回しかけて‥‥‥蓋をして蒸し焼き!

夜でも、スキレットで、手抜き料理が出来てしまう。

柚子胡椒や粗びき胡椒、カレーパウダーでも粒マスタードでも味変可能!

 

寒くなって、ますます活躍してくれそう  ♪

死ぬかと思った

お題「これまで生きてきて「死ぬかと思った」瞬間はありますか?身体的なものでも精神的なものでも」

 

小学校4年生の夏、遠い親戚が遊びに来て、家族総出で海水浴。

お馴染みの海、岩場で潜ったら‥‥‥‥足が付かない!

海流のせいか、渦巻くように下に引っ張られる。

息苦しさで、もがき、海水を飲み、必死の形相で脱出。

ゴホゴホと、海水を吐き出し、頭の  "ツ~ン"  が収まるのを待ち、

擦り傷の痛みをこらえ、何食わぬ顔で波間で遊んでいた。

 

初めてのお産!鋸で、下半身を刻まれている!って感じの痛みに

「殺して!」と叫ぶ寸前に、出産。

叫び続けて、声が枯れた。

 

最期を依頼された叔母の看取りで、心も身体も持っていかれ、3日間眠れず

食べられず、心が壊れていく恐怖に支配された。

 

過ぎた今も、怖い。

そして、強くなった。

 

 

新型コロナウイルス感染の第八波?の影響?

夕方の病院からの着信。

91歳の母は、安定しているから‥‥‥多分、相談員さん?

「施設が、またコロナの感染者がぽつぽつと出てきまして‥‥‥」

「お母様の、施設入所の是非を問う会議が、いつになるか目途が立たない状況です。」

(。´・ω・)ん?‥‥‥どうなる?

 

「担当医から、治療は終了して、間もなく入院3か月になるので、

退院を催促されました。」

(;゚Д゚)ええ~~ どうしたら?

 

関連病院への転院を検討しなくてはならず、そちらに問い合わせをします。

ただ、こちらの病院でも感染者が出ていますし、あちらでの状況も確認してみなければ、わかりません。同様に、感染者が増えているようなら、このままも致し方ないと思います。」

 

ようやく母も、施設の関係者との面談で、入所を納得したのに‥‥‥‥

施設からの連絡待ちで、わたしの帰省予定が‥‥‥‥

施設は、受け入れどころか現況対処に追われている状態!

1か月位は様子見になるらしいと。

 

コロナの余波は、わたしの想定外のところに飛び火してくると知る。

 

担当各所の大変さが身に沁みる。

が‥‥‥関係病院は、隣り町で、車で30分はかかる。

車椅子仕様の母をどうやって運ぶ?障害者用のタクシー?

諸々頭に浮かび、わたしのぐるぐる思考が始まる!

まて!!!! なるようになる!

先の不安を、自分で作るな!と、喝を入れる。

 

長く生きると、人生の経験値が上がる!‥‥これ、わたしのアップデート!

実に、いろんな初体験が人生を彩ってくれるものだ。

 

わたしの前に、人参を用意して、体調を整えつつ待機だ。

 

 

秋は赤

f:id:taijose412ouen:20221105150443j:image

こんなに赤く燃えるのか!

秋桜が咲いて、散った事すら気づけなかった‥‥‥‥残念。

介護帰省の前に、信州の秋を感じまくってしまおうと、

自宅近辺を散策しただけで、

もう紅葉狩り気分。

 

 

自然の息遣いを感じるこの地に暮らして、二十余年。

こんな風に感じるままに散策したのは、初めて。

 

真っ赤な自然を愛でたら‥‥( ´艸`)‥‥‥

 

お酒も赤!

秋は、赤ワインが恋しい季節。

ナチュラルワインを切らしたので、近くに出来たシャトレーゼ

生ワインのメルローを手に入れて、赤いグラスで頂こう ♬

 

最近は、早いお夕飯の後に

アーモンドデーツプルーン、そして茨城の干しイモ

ワインの赤を楽しむ。ミステリーを楽しむ。

 

そういえば還暦で購入した、赤いカシミアセーターで過ごす季節でもある。

赤で、心まで温かく感じる季節。

目まぐるしい日々も、過ぎてしまえば、笑い話に出来る。