遠藤周作氏が亡くなられてから、すでに20年余りが過ぎていた。
最近進められて読んだ作品。
遠藤順子さん・・・遠藤周作氏の奥様の作品・・・”夫の宿題”
氏が、これほど病魔と共存されていたこと、
これほど奥様が献身的に氏を支え続けていたことを始めて知り、愕然とした。
奥様からご覧になった氏を垣間見た感じだろうか。
なおかつ、ひとつしか違わないのに一歩へりくだった立ち居振る舞いが、
戦前のよきお嬢様、奥様という言葉がしっくり来る。ほほえましい。
お幸せだった・・・強く感じた。
さてわがダンナ君。5才違いで6学年上。
ダンナ君よばわり。世代の違いと許しを請うしかない。
ただ、病を押して動き回ろうとする姿勢は同じ男性だ。
これって、オスの本能なのか?