春、夫は手足の痺れで、物がつかめず足元がふらつく。
妻の勧めで、通院から入院生活1ヶ月余り。
その間に妻も体調を崩していた。
秋に妻は検査入院から緊急手術になり、入院が続く。
夫に出来ること・・・毎日、見舞う・・・
とくに交わす言葉も無く、昼前から夕方まで共に過す。
もっと早く自分が気が付いていたらよかったのにと思っても、言葉に出来ない。
痛みを訴える姿が、切ない。
早く痛みが取れること、病気が回復することを願っている。
が、退院して今までのようには暮らせない説明を病院側からを受け、施設への入所を示唆された。
不安と共に、本当なのか疑問もわく。信じがたい、時間の経過の中。
自分で判断できず、戸惑うばかり。