人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

延命措置の確認

電話でお話させて頂いた、新たな母の担当医は、心なしか

”若い、線の細い、ちょっと?”  な印象だった。

が、目の前のご本人は、若いけれども線は太目だった。( ´艸`)‥‥‥

 

外科から引き継いだ病状確認と、急変から今までの状況説明は、とても丁寧。

外科手術前に聞いた

  • 誤嚥性肺炎‥‥‥‥数値は改善された‥‥‥再罹患の可能性は大きい
  • 腎機能の低下の状況‥‥‥クレアチニンの数値は正常値に近い ただし、この数値だけで安心はできない
  • 心不全‥‥‥心臓の状態を示し言葉との説明の後、心臓弁膜症を抱えていると
  • 狭心症‥‥‥10年来かかえている持病と伝えると、その影響で心不全になった可能性があるし、弁膜症もその影響が大きい

いづれにしても、急変から脱したとはいえ、高齢で全身の衰弱は変わりない。

 

あらためて、母が  "心肺停止"  になったときの 「延命措置」を具体的に伺う。

  1. 心臓マッサージ‥‥‥若くても、肋骨は折れる(高齢ならば、バキバキでしょう!)
  2. 気管挿管‥‥‥痛みや不快感が強いので、全身麻酔で行う(母が大腸手術後に経験済み‥‥‥かなり苦しんでいた)
  3. カテコラミンの点滴‥‥‥大量に投与して心臓の収縮能をあげる

「そもそも、心臓が弱り切って停止した高齢者に心臓マッサージが効果を発揮することは無いでしょう。どの措置も、大変な苦痛を伴う行為です。

 

TV番組や、本での知識よりも生々しく、残酷さが伝わる。

「若ければ、快復も早いです。その後の人生を考えたら、行いますが、ここまでのお年の方には‥‥‥」

 

こうしてわたしは、「延命措置」の拒否を自分に落とし込んだ。

 

※除細動は、不整脈の時に使用し、一度心臓を止めて動かすことと確認。心臓マッサージとついで行うと知る。