92歳母、9月のサポート記録(6)
- 慢性心不全の急性増悪
- 左室機能不全
- 重症僧帽弁閉鎖不全症
「末期心不全の状態で高齢でもあり、病状の悪化や急変により致命的になる可能性があります。予期せぬ合併症‥‥‥‥」
担当医からは、いつ亡くなっても不思議ではない説明。
加えて、治療が落ち着いたら退院の可能性も、無いとは言えないと。
入院時にも、本人が同意した終末期の同意書の確認があり
蘇生術は行わないと伝えた。
丁寧で、温かみのある医師の説明を受けて、帰りかけるが‥‥‥
「お母様が、お話がしたいそうです。」と看護師に促される。
( ,,`・ω・´)ンンン? またお別れの言葉を聞かされるのか?
入院3日目の母は、穏やか。
苦しいところも無く
「施設のもんが、大げさにしてまた入院になったのう。」
「オレはいつ死ぬんだかのう。」
「さあ‥‥心配しなくてもいつかそうなるから。」
‥‥‥( ,,`・ω・´)ンンン?こんな答え有り?‥‥‥
「○○日にあの人が迎えに来るような気がする。」
父の命日だ。
「そんな仲良しじゃなかったじゃない!(笑)」
と言いつつわたしもそんな予感がしているのが事実。
「点滴してるからだか、ご飯が出てこないんだて。」
「腹が減ってしょうがない。おにぎりが食べたいのう。」
「そうなんだ‥‥‥」‥‥‥母はおにぎりが大好き‥‥‥
( ;∀;) ‥‥‥担当医のあの説明の後、これ?
「口も乾いて‥‥‥”午後の紅茶” が飲みたいから買って来てくれ。」
( ,,`・ω・´)ンンン?‥‥‥"午後の紅茶" ?
‥‥‥(*´艸`*)‥‥‥分かった!!!! TVコマーシャルで何度も見たね!
何年か前、「幸楽」のラーメンのコマーシャルに触発されて
「誕生日に”幸楽”のラーメン食べにつれてってくれ。」と‥‥‥(*´艸`*)
だいたい「午後の紅茶」どころか、紅茶が飲みたいなんて聞いたことが無い。
娘にだけは気を許して甘えているような気がした。