92歳になった母が入所中の「特養」から着信。
携帯の画面「特養」の名前に、ビクつかなくなっている。
心不全の病状が末期になり、最期の迎え方を考えて下さいと言われてから、
「いつか」が、遠くないと認識できたからだろうか?
今月の嘱託医の診察時、診察中にも息が苦しそう(心不全末期で、肺に水が溜まっている)になっていること、
前回の診察時に母の以前のかかりつけ医とも話をして頂き、
既に治療が出来ない状態になっている事を再度告げられた。
「どんな最期の看取り」にするのか、
病状説明を嘱託医が希望していた。
望むところだった。
母の希望を踏まえて、なにより確かな病状を確認したい。
痛みや息苦しさからは、解放させてほしい。
辛い手術を持ちこたえて、命は助かったとはいえ、
10か月の間に、2カ所の病院と、2か所の施設を移動して、
心は、休む暇もなかったはず‥‥‥よかった?
わたしが出来ることは、可能な限りやり切ってきた。
この夏、母は乗り越えるんだろうか。
悔いは無くても、「喪失感」が想像できない。