92歳の母、9月のサポート記録(7)
実家の部屋掃除と、最終的な草取りを終えて汗だくなところに、
母が入院中の「医療センター」の着信!
とうとう来たか⁈
「明日から、リハビリを始めますので上履きとマスクを持って来てください。」
(;゚Д゚)ええ~~
「母は、終末期のはずですが‥‥‥」
「一応、酸素吸入の量も減って、今日のお昼から食事が出ています。」
「車いすに移ったり、足を上げ下げしたりといったリハビリです。」
心不全末期で、いつ逝ってもおかしくなくても、全く寝たきりにはさせない?
低空飛行での安定か?
退院できる?
とりあえずわたしが帰宅しても大丈夫と担当医が言った言葉を信じて、
医療センターに上履きとマスクを届け、9月のサポート終了。
帰宅すると、夫が相変わらずぐったりと横たわっている。
夫といい、弟といい、昭和を駆け抜けた社畜の末期は悲しいなぁと。
まだ生きてはいるが、人生の後半を楽しんでいてほしい。
”24時間戦えますか?” なんてCMが流れていた時代。
”今日も元気だ、タバコが旨い” なんてCMもあった。
栄養ドリンクを飲んで、徹夜は当たり前だった彼ら。
自己陶酔を勘違いして、社会もそれを求めていた。
完成度を求め、オーバーワークの蓄積は健全な心身を蝕んだ!
人生のどこに焦点を当てるかは本人の自由だけれど、踊らされていたのも事実。
いまさら後戻りできないからこそ、今の自分を大切に!だ。
家族とのコミュニケーション不足で伝わらなかった想いは、
今こそ自分の口から言ってくれ!
夫に匙を投げたつもりが、弟も同類だったと知るや、
夫にほんの少し優しく接しようかと思い始めている (*´艸`*)
あんなに嫌っていた弟だが、遮二無二生きてきた姿を見た時、全てが氷解。
単純だ!身内ならばこそかもしれない。