音にかなり敏感な方で‥‥‥電話の音が苦手。
着信音に、警戒しつつ画面表示が
「公衆電話」( ,,`・ω・´)ンンン?‥‥‥何?‥‥‥逆に好奇心。
「○○(わたしの名前)か?」
あっ!‥‥‥91歳の母だ!
(;゚Д゚)ええ~~ 入院中! 要介護5!
「どうしたの?」
「お前、まだ長野に居るんだかや?」
「だって、今冬だよ。雪が心配でしょ。」
「雪なんかねえて。袖のあるもん持って来てほしいんだて。」
「もう少し待って!明日からまた寒波で、お天気が崩れるっていうし‥‥」
「もうここ(病院)に居らんねえんだて。退院しねきゃならんだて!」
「どこに?」
「うちに帰るこてね。」
(;゚Д゚)ええ~~
「身動き取れないじゃない。」
「動かんねたって、這いずられるがんね。」
なんなんだ?この会話!一人で暮らせないのに、退院させられるのか?
もう退院したくて、訴えの電話なのか?
「お電話変わりました。リハビリを担当しているトレーナーです。
あの、退院はまだ決まっていませんから。
ご本人が、下着の長袖があるといいなという事で、
お電話のお手伝いをさせて頂きました。‥‥‥‥‥」
‥‥‥なるほど‥‥‥( ´艸`)‥‥‥
末期の別れを3回(大腿骨転子部骨折の手術前・大腸憩室穿孔と人工肛門造設術の前・酸素吸入しながらの転院時)も繰り返し、涙の別れをした91歳の母。
今が冬で、大寒に入った時期に凍てつく地域から、積雪地帯へ来いとの電話。
この時期、高速道路の凍結は怖い。
そちらとこちらに雪が無くても、県境はそうはいかない。
塩カルによる車への影響だって、御免こうむりたい。
何より、実家の隙間風が吹きさらす部屋! 大寒‥‥‥行かない!
91歳の母の娘は、とうに還暦を過ぎて、あらゆるリスクが増えている。
いざ母のもとへ駆け付けられる年齢を超えてしまった! ( ´艸`)‥‥
もうしばらく、病院に守られていてください。