人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

相部屋で再会

92歳の母の、6月のサポート記録(3)

 

この1年間で7回目の入院となった。

前回と同じ部屋で同じベッド‥‥‥‥( ,,`・ω・´)ンンン?

「こんにちは~~」と、笑いあってしまう相手がいた。

 

彼女は、同じ部屋の患者さんの娘さんで、わたしと同じ立場。

お母さんの年齢がわたしの母より6歳下だけに、わたしよりお若い。

前回、わたしと同じ時間、毎日面会していたことで顔見知りに。

 

退院時、

「なんだか寂しくなるわ。」と言われ、

「多分、またすぐに入院するから、また会えるかもしれない(笑)」と応えた。

 

それが、2週間足らずで実現!

 

お母様は母と同様の心不全、塩分制限があるが、高齢での食習慣の変更は難しい。

快復してきたので、たっての願い?でカップ麺” の許可を得て試したら、

途端に、数値の悪化と浮腫みで、入院が延長されたと‥‥‥

 

母より若く、農家だったことで筋力があり、動ける分だけ元気そうには

見えるが、心臓の状態はかなり悪いようだ。

 

顔見知りのよしみで、ご本人が

「もうどうなってもいいから、1週間ばか家に帰ってみたいんですて。」

「もう、本当にどうなってもいいんですて。」

とわたしに訴えてくる。

母もそうだった。

1週間どころか、1日でいいから家に帰ってみたいと‥‥‥‥

 

今、ここまで悪化して身の置き場もない辛さの中、

「もう、帰らんでいいて。あとは死ぬばっかだ。早いことしてくれんかの。」

 

長生きなんかするもんじゃねえと呟く姿が、切ない。

 

同室のご婦人、「もうどうなってもいいんだて!」と訴えの後に、

「帰ったら美容院に行ってパーマかけて、床屋に行って顔を剃ってもらうて。」

( ,,`・ω・´)ンンン?‥‥‥人間だもんね。