朝5時過ぎに起きて、二人、ときに三人のお弁当を作り、朝食の用意、洗濯、家族を送り出して掃除をするともうお昼。一息ついて、買い物、洗濯ものを取り込みたたみ、夕食の準備。おやつも・・・
土日は、一息つく暇もない。どこにでもある生活とわかっていても、少々疲れがたまり始め、家族の誰かがトラブルを発生させると、堪忍袋の緒が切れる。
始めは、一人でひそかに試した。
もう要らないコップをビニール袋に入れてユル~ク縛る。
思いっきり、硬いタイルに投げつける。
ガッシャーン。 小気味良く、大きな音で、胸がス~~。
何回繰り返したことか。2回目にはすでに家族の知れることに!
かなり引かれた。かなり静かになった。
若かったのか?
と、ある本に、その昔嫁いだ女性は、欠けた茶碗やお皿を大切に保管していたそうだ。
どうにも我慢がならないことがあると、こっそり(ここはわたしと違うが)と、欠けた茶碗やお皿を割って気持ちを落ち着かせていたと。
考えることは一緒だなぁと感心したこものだ。
たまに怒りの準備が間に合わず、お気に入りのカップを割ってしまうこともあった。
わたしの家族は、覚えているのだろうか?