わたしの中の秋は、秋桜。
艶やかで、儚そうで、しなやかに、したたか!
こんな風に生きていきたいと、20代の頃から思っていた。還暦を超えると、いろんな思いが錯綜する。
日本で今年、100歳を超えた方が6万5千人以上と聞き、震えた。
叔母夫婦を見送り、それぞれ83歳と73歳だった。
今、90歳の母をサポートしている。
100歳までは、まだ早すぎた二人。そして、100歳までまだ間がある母。
それでも、身体は悲鳴を上げている。生活習慣病のみならず、癌や難病。
年を重ね、普通に生活する大変さを、目の当たりにして、この6万5千人余りの方々の状況が気になっている。
まさか、ほぼ寝たきり?
独りで歩行できる?
普通食を自分で口にしている?
下の世話になっていない?
若かったから口に出来た「秋桜」にたとえた生き方も、不自然な長寿が待っているなら、まいったな。(´;ω;`)
母の不安が、手に取るように理解できる。
先日母と眺めたアルバム。わたしが独身時代に一緒に行った旅行写真。
わたしはまだ若者で、母は今のわたしより若くて、華があった!( ´艸`)
華の面影すらなくなった母に、年月の残酷さを見た!
母は、自身がもっと若く独身だったころの写真に見入っていた。