「○○子(母の姪=わたしの従妹)は、「昆布巻」持ってきてくれっかのう?」
「(。´・ω・)ん?」
「毎年、暮れに、自分で作った昆布巻きを持ってきてくれんだて。」
「今回は、この大雪警報だし‥‥‥無理じゃないの。」
律儀な従姉は、大雪の合間をぬって「昆布巻」だけでなく、
自家製の「お餅」も持参!
「餅をのどに詰まらせて、死ねって言うんだったら食うこて!」
憎まれ口をたたいていた母が‥‥‥‥‥
「おれも餅を、食うかな。」‥‥( ´艸`)‥‥
「昆布巻きはいくつある?」
「七本だよ。」
「そうだか。いつもは5本だ。」
‥‥‥‥(。´・ω・)ん? これって、自分がしっかり食べたいってこと?‥‥‥‥
このあと弟からの「お節」の昆布巻きも、味見に頂いた従妹の昆布巻き1本以外を母は全て完食‼
三が日が過ぎた頃
「買いもんに行ったら、正月のお節の残りもんの昆布巻き買ってきてくれ。」
(;゚Д゚)ええ~~~ そこまで好き⁈
いくらスーパーを梯子しても、今時お節の残り物など見当たらない。
久し振りにわたしが作ろうかな?と、材料を探し回った。
従姉の「昆布巻」は ”鮭" 入り。
わたしは‥‥‥‥ "鰊" 入りだが‥‥‥‥さて、反応は?
「まぁ、お前「昆布巻」なんか作られるんだか?」
(;゚Д゚)ええ~~~ この人、わたしをいくつだと思っている?
確かに、今回年末年始はお節など一つも作らなかった。
が、家族4人で暮らしていた際、「昆布巻き」どころか、「田作り(わたしの好物)」も「栗きんとん」「伊達巻(はんぺん使用)」「紅白なます」「くわい等の煮物」「酢蓮」「黒豆」「数の子(姑から届く)」などをしっかりと準備した。
確か、お菓子屋さんにお餅を依頼していた。
‥‥‥‥もう十分!疲れたし‥‥‥多少の淋しさあるかな?
恐る恐る食卓に上げると
「まぁ、嬉しい!」
「あ~~柔らかくて美味しいのう。」
にんまりしつつも、そもそも「昆布巻き」って、昆布そのものが旨味成分。
これまた旨味の塊の「ソフト鰊」を巻き込んで、じっくり煮込んだら美味しいに決まっているよなぁ。( ´艸`)
喜んでくれたのだから、よかった。