人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

90歳母、1月のサポート記録(4)

「○○子(母の姪=わたしの従妹)は、「昆布巻」持ってきてくれっかのう?」

(。´・ω・)ん?

毎年、暮れに、自分で作った昆布巻きを持ってきてくれんだて。

「今回は、この大雪警報だし‥‥‥無理じゃないの。」

 

律儀な従姉は、大雪の合間をぬって「昆布巻」だけでなく、

自家製の「お餅」も持参!

「餅をのどに詰まらせて、死ねって言うんだったら食うこて!」

憎まれ口をたたいていた母が‥‥‥‥‥

「おれも餅を、食うかな。」‥‥( ´艸`)‥‥

 

「昆布巻きはいくつある?」

「七本だよ。」

「そうだか。いつもは5本だ。」

‥‥‥‥(。´・ω・)ん?  これって、自分がしっかり食べたいってこと?‥‥‥‥

このあと弟からの「お節」の昆布巻きも、味見に頂いた従妹の昆布巻き1本以外を母は全て完食‼

 

三が日が過ぎた頃

「買いもんに行ったら、正月のお節の残りもんの昆布巻き買ってきてくれ。」

(;゚Д゚)ええ~~~  そこまで好き⁈

 

いくらスーパーを梯子しても、今時お節の残り物など見当たらない。

久し振りにわたしが作ろうかな?と、材料を探し回った。

 

従姉の「昆布巻」は ”鮭" 入り。

わたしは‥‥‥‥  "鰊" 入りだが‥‥‥‥さて、反応は?

「まぁ、お前「昆布巻」なんか作られるんだか?」

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昆布巻き10本!完成

(;゚Д゚)ええ~~~ この人、わたしをいくつだと思っている?

確かに、今回年末年始はお節など一つも作らなかった。

が、家族4人で暮らしていた際、「昆布巻き」どころか、「田作り(わたしの好物)」も「栗きんとん」「伊達巻(はんぺん使用)」「紅白なます」「くわい等の煮物」「酢蓮」「黒豆」「数の子(姑から届く)」などをしっかりと準備した。

確か、お菓子屋さんにお餅を依頼していた。

‥‥‥‥もう十分!疲れたし‥‥‥多少の淋しさあるかな?

 

恐る恐る食卓に上げると

「まぁ、嬉しい!」

「あ~~柔らかくて美味しいのう。」

 

にんまりしつつも、そもそも「昆布巻き」って、昆布そのものが旨味成分。

これまた旨味の塊の「ソフト鰊」を巻き込んで、じっくり煮込んだら美味しいに決まっているよなぁ。( ´艸`)

喜んでくれたのだから、よかった。