90歳の母、5月のサポート記録(7)
「なんだ、おまえもう帰るんだか?」
母は、わたしが帰宅して来た時に、カレンダーの印付けをしながら説明したことを忘れている。再度、お惣菜の宅配サービスの確認と、次の帰宅日を伝えてる。
「なんとか、ひとりでやるこて。」
この何年か、同じ言葉を聞いているが‥‥‥‥
母が一人でやることが、激減。
- 食事の準備が出来なくなった。
- 入浴時に浴槽に入れる椅子(用途に合わせて浮かないので、そこそこ重い)を出し入れ出来なくなった。
- 掃除機をかけられなくなった。(これは、もう5年位前から)
- シーツやバスタオルなどの大物を干せなくなった。
- ゴミ出しが、重いと出来なくなった。
書き出したらキリがなく‥‥‥‥できることは‥‥‥
- 朝起きて、着替えや身の回りのことが出来る。
- トイレと入浴、一人で出来る。
- 下着はふつうの物を使用。
- お湯を沸かしたり、冷凍ご飯やレトルト食品をレンチン(自動のスイッチを押すだけ)出来る。
- 郵便物や新聞を持って来て、読める。
出来ることを書き連ねたら、なんか凄い!( ´艸`)
そうだ、90歳で動いている!
わたしの新しい発見は‥‥‥
スーパーで、気になっていた「めぎす」。
新鮮で、目がキラキラして、美味しそう。
ただ、子供の頃かなり食べていた。小骨が多くて、好きではなかった記憶。
節約主婦の今、旬で安価は、とにかく気になる。
「美味しいよ。」の地元の友人の言葉で、購入。( ´艸`)
実際、「美味~~い」( ´艸`) 薄味で、軽く煮つけるだけで
ふっくらとした白身魚の旨味がいっぱい!
小骨も、意外と取りやすかった。母も満足。
なんとか、心が平穏を保ちながら、今回の母のサポートが終了。
来るときに、まだあった残雪!!!!
多分、ここに雪を持ち込んでいたんだろうけれど、帰りにはさすがになかった。
わたしの気持ちもすっきり、空も快晴。
単純に、感謝。
動ける間は、静観と実感。
帰宅前に母が一言。
「これは、いつになったら治るんだかのう?」
もう完治するほどの代謝機能は残っていないのに、希望(?)を持っているってことなの?‥‥‥‥治らないよと言ってしまったわたしは、冷たい?‥‥‥‥