91歳母、10月のサポート記録(3)
91歳の母の入院生活が、2カ月となった。
大腿骨転子部骨折の手術後、
3日後にS状結腸憩室穿孔の手術を受けて人工肛門設置。
”成功率50%無いし、成功しても寝たきりだろうし、良くて車椅子。
しかも、認知機能の低下はあるだろうね。”
生死を彷徨う事を繰り返し、母が蘇った!
不平不満も憎まれ口も、健在。( ´艸`)‥‥‥
如何せん、筋力だけは‥‥‥いや!車いすでも凄いらしい‥‥‥
一人での生活は、無理。わたしが同居しない限り、帰宅は無理。
夫の衰弱。娘のホロー。言い訳を思い浮かべていた。
- この夏もわたしはかなりきつかった。今、その我慢が身体に現れている。
- その前の一冬は、もっときつかった。爪が変形したし‥‥‥
- 何より、母自身もわたしのサポートは必要だけど、干渉されたくない。
- 母が倒れたとき(この夏の骨折)支えることが出来なかった。体力的に、無理。
- 冬に向けて寒いと動かない母は、もっと動けなくなる。
- 毎日に雪かきは自信ない。
- 吹雪の中を週2~3回の徒歩での買い物も、きつい。
- 母が思うように動けないストレスをぶつけてくるのも‥‥‥
要するに、わたしの中で、今後これ以上自分の心身を犠牲にする気持ちが消えた。
やりきった感すらある。
相談員に勧められた「介護老人保健施設」への入所。
‥‥病状が安定している人が自宅へ戻られるように、リハビリを中心としたケアを行い、医学的な管理のもとで、日常生活の介護や機能訓練が受けられる‥‥‥
母の不平不満、憎まれ口を飲み込んで、本当によく頑張ってきたことを讃えた。
「そ~言われると、大勢に身体を掴まれて無理やり喉に管を入れられて、
切ねかったのを思い出すの。」
「よ~覚えてねえわ。」
‥‥‥あんまり辛いと、記憶が亡くなるんだろうなぁ、逆に良かった‥‥‥
そして本題だ!
「自分の家があるんだもん、家に帰りたいこてね。」
「何とかなるて。」
対して、一人では生活が無理なこと。わたしが同居できない事。
諸々を伝えて‥‥‥納得。
「そんでも、そこに入る前に、1日でも2日でもうちに泊まりたいて。」
「そりゃそうだよね。」
‥‥‥(;゚Д゚)ええ~~ ごみ袋に突っ込んだままの母のいろんなものを何とかしなきゃ!‥‥‥
「外泊ですか?コロナ禍ですから、外泊は、無理かと思います。」
‥‥‥( ´艸`)‥‥‥良かった! 介護ベッド返却してあるし‥‥
「外出が可能かどうかを看護師長に確認してみましょう。」
相談員の言葉に、ホッと胸をなでおろした。
‥‥‥直行してください‥‥‥と呟く。