『自分の親を介護するな』
驚いた!
「介護のプロが一番最初に習うのが『自分の親を介護するな』
という言葉なんです。」
「プロでも、自分の親を介護するのは難しいのだから、
素人である私たちが戸惑うのは当然‥‥‥」
わたしと同世代で、同世代のお母様をサポートされている柴田理恵さんの言葉として
ネットに掲載されていた。
賛否両論あるだろう。
夫は、姑の「息子に看てほしい。」の願いを叶えることが出来た。
圧迫骨折から、日常生活に支障をきたし、徐々に体調を崩して十数年に及ぶ介護生活だった。そこは、息子だから、姑もかなり評価が甘かった (*´艸`*)
最期の半年位は、下の世話もしていたのだから頭が下がる。
それも正解だろう。
わたしの場合、母が口にしたのは
「お前の世話になりたくない。この施設に行く。」だった。
プライドが高く、気丈な母にとって、娘に世話をされるのは気兼ねであり切ない⁈
わたしに母の本心が見抜けなかった?と思う後から‥‥‥( ,,`・ω・´)ンンン?
十年以上夏の1カ月余りの期間、母が信州に滞在中、3年に渡って
「ここで一緒に暮らさない?」と提案してきた。
「お前と暮らしたら、長生き出来ない気がする。」と断ってきた。
母が信州への移動が出来なくなり、わたしが実家でのサポート期間を延長した時は、
「あの子が、長く居ると嫌なんだて!」
と、わたしを支えてくれている従姉に愚痴っていた。
その真意は、解らない。
ただ、正解は一つじゃなく、介護の数だけある。
抱えることは無いと言う、第三者の言葉は、気持ちが楽になる。