91歳母、10月のサポート記録(5)
「今日、お母様の担当医から、退院を勧める様にと言われまして‥‥‥」
病院の相談員から、連絡が入る。
母は、すっきりと痩せて(今までがずんぐりむっくり)、顔色も良くなり
「看護師がぞんざいになったて。」と文句を言うほど、快復している。
当然の事。
すっきりした分以上に、筋肉は減少。歩けないどころか、立ち上がりも出来ず、
寝返りもおぼつかない。
一人暮らしが不可能と判断されて、介護老人保健施設への入所を検討中。
「捨てられるみたいだて。」
年金が少なく、預貯金も限られ、わたしも随分と経済的援助に努めてきた。
800万円位? (;゚Д゚)ええ~~自分でも驚く!
もう無理!!!! わたし達老夫婦もすでに年金生活。
「介護老人保健施設」への入所や、
続く「特別養護老人ホーム」への入所に
以前、本人が望んだにもかかわらず‥‥‥‥
わたしは親を見捨てる?ってこと?
モヤモヤと罪悪感が、追いかけては、鬱々とした気分に支配され‥‥‥‥
頭の中で、ぐるぐると反省会が始まる。
うわ~~~~~~~~ಥ_ಥ ಥ_ಥ
わたしは、母が発するだろう言葉が怖い。‥‥‥嫌われたくない?‥‥‥‥
負のスパイラル思考の中で
出来ることは、やって来た~~~~と、
自分を励まして
ふと、従姉の言葉を思い出した。
「叔母さんがさ、この夏あの子(わたし)が、
一月も居るのが、や(嫌)なんだて!って言ってたで。」
そうだ、母はわたしのきちんとやりすぎる事が、気に入らない。
「いざとなったら、○○(施設の名)に行くこてね。」と母はこの夏何度も口にした。
その、いざという時が、来たということ。
罪悪感‥‥‥‥断ち切る。