人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

91歳母の介護認定に、仰天

91歳母、11月のサポート記録(2)

母の、介護認定の結果の連絡を受けた。

「お母様は、介護度が最高の要介護でした。」

(;゚Д゚)ええ~~ 

介護度2か3か‥‥‥と危惧していた。

 

歩行や両足での立体保持がほとんど出来ない。

食事や排せつが出来ないなど日常生活のほとんどを、介護を必要とする状態。

意志の伝達がほとんどできない場合が多い。‥‥‥と認識している。

 

2週間前に会った時の母は、かなり見栄を張っていた?

 

あの時母は、車いすだった。

「夢をみたんだて。この病院の男のしょ(人)と女のしょ(人)が二人立ってて、

前の方で、死んだ人が裸にされて、積み上げられて、油(灯油?)をかけられて燃やしてるんだが。」

‥‥‥う~~髪の毛や灯油や、燃える油の臭いを想像してしまう‥‥‥

「あ~~次はおれの番だなぁと思ったら、目が覚めたて。」

母の夢は、危険な手術後だったのか、その後の急変後だったのか?

「死」を意識して、覚悟もしたからか?

 

なのに

「財布に1000円しかねえんだもん。売店で、着替えのカーディガンを買おうとしても

買わんねえで、切ねかったて。」

思わず、1万円札を渡した。

 

(。´・ω・)ん? 一人で売店に行った?‥‥‥この言葉で、わたしは勘違い。

売店で買い物をしたのは、母が昨年入院した時。

今回、立ち上がることも出来なければ、自力で車いすに移動できない。

 

「寝返り、出来るようになった?」

「してるこてねぇ。看護師が来て  "○○さん寝返り打ちましょう。”

って言って来るから合わせてやってるこて。

「そうなんだ、よかったね。」

ここでも、わたしは勘違い。寝返りは補助を必要としていた。

 

母なりの強がり。そして、彼女は、自分が立ち直ると思い込んでいる。

今迄の頑張りで、昨年末の入院からの復活もあって、動けると信じている。

 

91歳で、骨粗しょう症もある。大きな手術2回。ほぼ寝たきり入院が2カ月。

体重減少に伴う筋力低下。

担当医の言葉は、

「回復しても、ほぼ寝たきり。良くて車椅子でしょう。」

それ以上の回復は、見込めない。

 

現実を受け入れるまで。