91歳の母、2月のサポート記録(7)
驚くような積雪は無い。有難い。
それでもまだ2月の雪国。
雪は降るし、吹雪く。
築60余年の応急手当でしのいできたおんぼろ実家は、居室以外の場所は5℃以下。
先日は室内なのに氷点下まで下がった。
先の見えない不安を拭うように行動しても、回答の時間待ち。
「藁をもつかむ思い」で、明るい返事を探し続ける。
「わたしには春が来ない。」と泣いた40余年まえのわたしが蘇る。(受験全滅)
「大丈夫だ!春はみんなに来る。」と答えた母。
今も諦めない気持ちの支えかもしれない。
先日病院の相談員に、気になっていたショートステイの費用を確認したら、
「ショートステイに一月30万円もかかりませんよ。」
「地域によって多少の違いはありますが、確認した方がいいです。」
この言葉で、再度地域包括支援センターに出向く。
介護保険制度に詳しい方も同席頂く。
改めて数日間で変更になった現状説明。
前回の説明をされた方が、介護保険制度に精通していなかった!
「助けて下さい!」と、声が出た。
3月からのショートステイ利用がどの程度可能か、費用の概算も含めて数日中に連絡頂くことになった。
( ,,`・ω・´)ンンン? 市外の「介護医療院」の申し込みは見合わせる?
「出来る限りの申し込みを全て行ったうえで、可能な利用方法で一番いい方法を選んでください。他は、断って頂いて構いません。」
安心感は増すが、少しもやもや。
短期間で、老人福祉にかかわる施設やスタッフに出会った。
「特養」「地域包括支援センター」と一口に言っても、担当者の対応は異なる。
コミュニケーション能力の高さよりも、人柄が大きい気がしてならなかった。
明かりを求めて、明日はどう動こうか?