人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

「十人十色とは、よう言ったもんだのう。」

91歳母の5月のサポート記録(5)

 

母の「特養入所」の準備に「健康診断書」が必須。

ようやく「健康診断」の予約を取り付け、介護タクシーを手配し、母に会えた。

 

すっかり痩せた。伸びた髪は、カットしたようだが、パサパサに立っている。

「頭がぼさぼさで、やだのう。」

そう!母は身ぎれいにする人。

「こんがにおんなじ服ばっか着せられて、違うのもある言っても、

これだけだって言われて。」

そうだよなぁ。母は、そこそこおしゃれ。

 

ただ、穏やかになった⁈ 久しぶりの再会だからか、

愚痴というより "ぼやき" に聞こえる。

 

いくつかの会話をかわし、

次に「特養入所」時に必要なパジャマのサイズを確認した。

「今の施設に入る時に用意したパジャマのサイズ、どうだった?」

「そんがなの知らん。」

( ,,`・ω・´)ンンン?新しいパジャマを一組衣類に入れたんだよ。

痩せたからMサイズにしたのが、良かったか聞きたかったんだけど‥‥‥」

「パジャマなんか、見てねえの。こんがなのばっか着せられているこて。」

( ,,`・ω・´)ンンン? パジャマ着てないの?」

 

‥‥‥ショートステイ施設だからかもしれない‥‥‥

 

「夜中に目が覚めたら、

知らん人が入口の戸を開けて入って来たのが3回あったのう。」

「夜中に、徘徊しているんだろうね。」

「そうだろうの。どなたさんですか?言ったら、そうっと出ていくんだで。」

「さすがに、でっかい男の人だった時は、ブザーを鳴らしたて。」

「首でも絞められたら、おっかない(恐い)こて。」

(⊙_⊙;)(⊙_⊙;)(⊙_⊙;)

「次の日、あの人は何なんだねと聞いたら、『出ってってもらった。』言うだけだが。悪かったのうなんかも言わん。」

(⊙_⊙;)(⊙_⊙;)(⊙_⊙;)

 

なんとも心配な施設。

施設が説明不足なのか?

母が説明不足なのか?

 

「十人十色とは、よう言ったもんだのう。」

「まぁ、この年まで生きて、こんがなとこ来たら、本当に色んな人が居るわ。」

そりゃそうだな‥‥‥