今週のお題「読みたい本」
そしてこれは、なんとなく避けてきたタイトル。
湊 かなえ著‥‥‥「母性」
戸田恵梨香さんが演じたことで、気になっていた。
「特養入所」になった91歳の母との確執を感じた時期や、
「わたしに母性はあるだろうか?」と、初めての妊娠に怯えたこと。
「母性」に潜む、”おどろおどろしさ” ‥‥‥わたしのイメージ。
覗き見ることが、怖かった。
本能と紙一重(?)の繊細さで、自身も傷ついていくのか?
わたしの想像通りの展開と、予想外の結末で‥‥‥
「黙して語らず」「沈黙は金」など、決していい事ばかりじゃない。
「communication is important」こそ、今も昔も必要だ。
いくら表現し続けても、伝わらない相手さえいる。
伝え続けるだけが能じゃないかもしれないが‥‥‥
夫に "音" と "臭い" の辛さを5年近く伝え続けて、
ようやく認識してもらった (⊙_⊙;) いや! 臭いは、まだ!
「鈍感力」も兼ね備えられたら、生きやすいだろうに。
結末に、ちょっと安心 (*´艸`*)