石垣を廻り、正面を眺めると‥‥‥(*´艸`*)
「松江城」がこれほど美しいとは思っていなかった。
日本海側のこじんまりとした地味なお城のイメージは、
雲一つない青空に映える天守閣の姿で、一掃された。
実は取り壊されるはずだった!
保存に尽くしてくださった先人の存在に深く感謝する。
お城からの眺めは、これも想像を超えた。
天守閣からの360度のパノラマを眼にしたら、自然と歓声があがる。
時代背景とか歴史背景とか、今存在する建物を肌で感じるだけで、大満足。
お城に向かう手前には「興雲閣」なる明治時代の建造物があり、
「亀田山喫茶室」で、お茶を楽しむことが出来る。
松江市工芸品陳列所として建てられた。
館内を眺めてみたら、喫茶室の雰囲気にも魅かれて、一服 (*´艸`*)
どちらの建物にも、先人の丁寧な造りが、感動を呼ぶ。
柱の太さや、梁の大きさ、床の黒光りやその幅の広さ、とにかく一つ一つが愛おしい。
時間の流れがゆっくりで、こんなにゆったりとお城を感じたのは初めてかもしれない。
年齢と共に、体力や足腰が悲鳴を上げないように気遣うと‥‥‥
いい時間の流れが、手に入った。