数時間前まで会話し、意思の疎通ができた。
手を握って、「また元気になってよ。」と伝えたのに・・・・
亡骸は、ただの器になって、腐敗が進行していった。
あれ?どこに行った?
意思とか、心とか、気持ちとか・・・どこに行った?
器は、「生もの」!!!!(; ̄Д ̄)
化学変化に伴う、不快症状が進んでいく。
怖いのだ。
非日常!
24時間が経過し、書類上の手続き、斎場が空き、「火葬」に。
「生もの」は、乾いた「お骨」に姿を変えた。
もう、何処にも・・・・無い。
乾いた物質=お骨があるだけ。
触れることがためらわれた、腐敗が進む「生もの」が、乾いた。
そして、生きていた確かな人物が、消えていた。
目の前の事実を受け止めつつ、亡くなった人が存在している。
私の中で。
消えてしまうことを実感したら、「自分」を生きていることが摩訶不思議。