カポーティの「冷血」を読んで思い出した。
人を殺すには、三つの条件が必要だと。
一つ、相手への殺意
二つ、武器もしくは、武器になるもの
三つ、条件のそろった場所
とある本に掲載されていた。冷血の主人公の殺人者は、明らかに三つの条件などない。
育った環境だけで、ここまでの事件を起こすことは出来ないと思う。
理性を司る前頭葉が、生まれながらにして萎縮していたのかもしれない。
そう思ったら、近年の殺人も該当するものがあるかもしれないと感じてしまう。
思春期のホルモンの暴走だけでなく・・・
カポーティの時代とは違って、生まれながらの脳の異常でなく、食生活は関係しないだろうか?
食があふれている時代の若者にも年配者にも栄養不良で、体調を崩している現実がある。
いまさら、食品添加物を悪者にしても間に合わないし・・・
それどころか、食品にあれこれ制限をしていったら、社会問題にまで繋がりそう・・・
アレルギーが問題視されてから久しい。
脳の異常は、問題視されてからでは間に合わない!?
単に、わたしが妄想しただけの読後感で終わってほしい。