人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

卒寿の体温調節

90歳の母、5月のサポート記録(6)

帰省初日の朝、母の寝室兼居間に入ると~~~

( ,,`・ω・´)ンンン? 暑~~~い!!!! むっと来る熱気!!!!

暖房稼働!

う~~ん、明け方は、寒かったかな?  って!28℃!(⊙_⊙;)

気持ち悪くなって、早々に逃げた。

 

さすがに午前中に暖房を切ってくれた。(❁´◡`❁)

もんわりした空気を入れ替えたい。

「あったかいから、窓開けよう。」

「いや、さ~むいんだて。」

(。´・ω・)ん?‥‥‥24℃あるけど‥‥‥

「24℃じゃ、まだ、さ~むいんだて。困ったもんだこて。」

 

なるほど、使い捨てカイロを未だに愛用中。

かと思うと、昼過ぎに汗びっしょりかいて、(;゚Д゚)ええ~~下着姿!

‥‥‥体温調節の老化?‥‥こんな言い方あった?‥‥‥‥

‥‥‥暑さを感じにくくて、汗をかいて気が付く?‥‥‥

 

「風邪引かないように、着替えたら?」

どっちにしても、理由よりも快適さを重視するしかない。

 

「こんがになっても、まだ生きてんだからのう‥‥」

‥‥‥確かに、残酷な長生き社会‥‥‥‥

 

義務教育の中で、人間の身体の機能の老化を学ぶ機会があったらいいのに。

わたし自身子供の頃、年を重ねるって、皺が出来てよぼよぼして‥‥外見でしかイメージできなかったし、体の中で筋肉が減ったり身体が歪むことで、年齢と共に病気を併発するなんて、想像できなかった。

口腔ケアだって、母世代は戦争も理由になるだろうが、知識が無かった。入れ歯が一般的だ。歯周病が、全身の健康に関与するなんて知る由もない。

 

身体の知識不足が生んでいる悲劇⁈‥‥

 

年齢と共に基礎代謝が落ちるとか、食事によって体調が変化するとか、姿勢の癖が歪みにつながり、足腰の痛みの原因になるとか、知識があったら防ぐことが出来た持病。

健康年齢が今より保たれたら、「早くお迎えを待っている。」なんて恨み節も不要で、生産年齢がアップし、あらゆる節税にもつながる。

令和の今、基本になる体の事、学んでほしい。‥‥‥老婆心?

 

 

 

色の饗宴

実家では、できるだけ徒歩での買い物を心がけている。

4か月前の、グレーに覆われて、吹雪く日々から一転!

あの寒さと積雪は、悪夢だったことに出来たらいいなぁ~

 

ご近所は、花が咲き乱れて、気持ちよく散歩気分 

 

 

名前も知らない不思議な形と配色に、引き寄せられる 

 

よく手入れされたお庭は、住んでいる方々のお人柄まで、素敵に感じられる ♬ 

 

甘い香りの、薔薇たちに、心晴れやか。

我が家の庭も、ピンクとクリーム色の薔薇が! わたしの帰りを待っているはず、

‥‥‥描きたいからと買い求め、育てて20年近いが、咲き誇るころの花を、

まともにむきあって描いたことが無い!‥‥‥  (´;ω;`)

今年こそ、しっかりと向き合って描きたい  (*´σー`)エヘヘ

 

様々な色や形の花に、自然界の脅威と感動をおぼえて‥‥‥‥

わたし、花にこれほど興味を持っていたかなぁ?と、???

 

気候が良くなり、暖房が必要ないお陰で、母との距離ができた。気持ちに余裕も出来たかな?  ひたすら穏やかな時の流れを願って‥‥‥‥今回の介護帰省を無事に終了させたい。

カラフル素麺

90歳の母、5月のサポート記録(5)

今朝も快晴!

午前中に気温がぐんぐん上がり、10時過ぎに買い物に出たら、汗だく。

昼は、「素麺」!

 

  • 鰹節たっぷりの麺つゆを作る。
  • 人参と旬のアスパラと、茹でて人参は千切り。アスパラは、斜め細切り。
  • 柔らかく茹でた、鶏の胸肉を細く手で裂き、皮をフライパンでこんがり焼いて細切り。(味と食感のアクセント)
  • ミニトマトを半分にして、鶏の皮の脇で、焼く。
  • 茹でた素麺を、しっかり水で洗い、ぎゅっと絞って、器へ。
  • 人参・アスパラをばらまき、茹で鶏を載せる。
  • 焼いたミニトマトを散らして、最初に作った麺つゆを適量回しかける。
  • 最後に、胡麻油を適量垂らす。

 

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彩鮮やかな、カラフル素麵完成!

最初にめんつゆを作っておき、程よい温かさ‥‥‥‥90歳は、寒がり!

彩良くして、食欲増進に‥‥‥90歳は、動かないから、早々空腹感を感じにくい。

 

人肌より温かい素麺は、食べやすい。カリカリの鶏の皮が香ばしく、トマトの酸味で、

味に変化があり、胡麻油が中華風に。

 

見た目や、味変で満足して、小さなデザートプリン(少しでも、たんぱく質摂取!)

90歳の母は、大満足。( ´艸`)

 

距離感と、食事の充実で、なんとか今回の帰省介護、クリア出来るか⁉

自然が助っ人

90歳の母、5月のサポート記録(4)

早朝5時過ぎには目覚める。既に青空が眩しい。

時間経過を待ちながら、スマホを確認し、

ストレッチと軽い筋トレ(寝ころんだまま( ´艸`)を、ゆっくりと行う。

 

7時前だが、洗濯機を回し、お湯を沸かす。

先日近隣の公園で、市民ボランティアグループによって広がった

カキツバタが見ごろを迎えたと、TVニュースになっていた。

母も「去年は、一つしか咲いていなかったあの花が、今は見ごろだと。」と。

「だって、あそこはかなり歩かないと花は見られないよ。」

「いや、別に行きたいわけじゃねえけど。」

‥‥‥いやいや!行きたいから、口にしたんだよね‥‥‥‥

 

早々に、たまった洗濯ものを干し揚げ‥‥‥紫の花、写真撮りたいな‥‥‥‥

カキツバタの花の写真を撮りに行くけど、一緒に行く?」

 

「そうだのう。行くこて。」

案の定、行きたかったらしく、身支度が早い!( ´艸`)

 

清々しい青空に、どうゆうわけか  "鯉のぼり"

見ごろとはいえ、8割くらいかな?満開には、一足早かった。

真正面から入園したら、カキツバタの咲く一帯まで、徒歩で10分以上

15分くらいかかりそう。実は昨年、ほとんど咲いていない公園で、限りなくこの地に近づく道を教えて頂いてあった!

卒寿の母も、ほんの2~3分足を運び、紫に色づくカキツバタを遠目に確認。

心地いい風の中、ベンチに腰掛け、ぼんやりほっこり。

「まぁよかった。」と母。

ついでに写した、カキツバタのアップ写真に‥‥‥‥

「まぁ、奇麗だのう。」

カキツバタの紫は、母の好きな色。

 

花を間近で見られなくても、鮮やかな緑は、視界から清々しさを運んでくる。

頭の中が、すっきりと冴えわたり、柔らかな風が優しい気持ちに‥‥‥

 

帰宅後「あ~~良かった、良かった!」と母。

自然の力に助けられて、素敵な1日に!‥‥‥わたしも、良かった。

 

142㎝‥‥44㎏

90歳の母、5月のサポート記録(3)

帰省すると、デイサービスの連絡ノートを確認する。

体重が44㎏!!!!  痩せた!

母の身長が142㎝だから、44㎏は、決して痩せてはいない。( ´艸`)

半年前、倒れて入院する前は48㎏あった。

その2~3年前は、50㎏以上あった!!!!

マックス56㎏。ずんぐりむっくり。

首もなく、歩くより転がった方が早い体形。

わたしより、15㎝も低いのに、体重は常にわたし越え。

 

「お母さんの、体重が徐々に減っていますけど、大丈夫かな?」とケアマネさん。

「糖尿病とお聞きしていますし‥‥‥」

 

糖尿病の数値は、高止まり中。

本人は、コンマ1減っても、良くなったと喜んでいるが、コンマ1の増減を繰り返しているだけで、完璧なる糖尿病。

近ごろの体重の減少は、自分で買い物に行くことが出来なくなり、菓子パンやお菓子類を好きなように買えなくなったため。

以前は‥‥‥‥「めんどくさいから、昼は大福三つにした。」

「三本入りのお団子、一本づつ食べようかと思ったけど、美味かったから一度に全部食べた。」という生活だった。

結果、生活習慣病を丸抱え!

 

現在週一でシルバーさんに買い物を依頼しているが、彼女なりのプライドか、菓子パンやお菓子を頼めない。

決して、極端に食欲が無くなったり、糖尿病悪化のせいではない。

身近に、食事以外口にする物(甘いもの)が無い!(笑)

その食事も、最小限とはいえ、自身が動かなければ食べられない。

 

鰯丼と、具沢山味噌汁

今日のランチも完食し、桜餅も食べていた。

ただ、その食欲のままに食事を提供すると、さすがに90歳の消化器官は、悲鳴を上げると、

前々回学んだので、消化のいい食材に気を配っている。

 

高齢者の体重減少は、筋肉減少だ。

ただ、膝関節変形症にとって、体重減少は、痛みの軽減につながる。

何を重視するか?

痛みが減ったら歩けるのだが、筋肉が減ったら、歩けない。(´;ω;`)

 

‥‥‥身体の歪みと、筋肉は重要と、心する‥‥‥

弟も、疲弊

介護帰省で帰宅。

(。´・ω・)ん? 

「○○(弟の名)帰って来たんだ。」

「なんか言ってた?今後の事とか。」

「なんも。台所でご馳走作ってくれたりして、あんまりしゃべってねえこて。」

‥‥‥ほぅ~ご馳走ねえ~‥‥‥息子が料理するとご馳走?‥‥‥

‥‥‥2年半ぶりの帰省なら、ご馳走して、当然か。‥‥‥

‥‥‥う~~わたし、心が貧しい  (*ノωノ)‥‥‥

 

「うん、ほんの二日ばか泊ったばっかだからの。」

聞かなければ、母は答えない。まぁ、いいや。

 

ケアマネさんが弟に「どんな状況か一度見た方がいい」と、電話を入れてくれたことを母は知らない。知ったら、わたしの差し金と憤慨するだろう。

 

と‥‥‥母が、弟の様子を語り始めた。

腰の調子が悪くて、姿勢がおかしかったらしい。「その年で、そんがな状態じゃ困ったのう」に、針治療に通っていると返したらしい。

(;゚Д゚)ええ~~ 剣道に始まり、柔道、空手!柔道が初段で、空手は二段だった気がするが‥‥‥長年の長時間椅子に座ったままの仕事のせい?

バブル期から、締め切り迫って、徹夜なんて当たり前の世界に居たなぁ~

確か、スイミングで体力維持していたんでは?

いやいや、彼も還暦を迎えたんだ!

 

昨年は、永久歯を3本も抜いた(恐!)と聞いたし‥‥‥‥

インプラントにするとか  (;゚Д゚)ええ~~‥‥‥‥3本で、100万円はかかるんじゃない?

 

なんだか、同情が‥‥‥‥

実家の台所の流しは、身長142㎝という小柄な母に合わせてある。

157㎝のわたしでさえ、1日ここで料理をすると、腰が痛む。

175㎝越えの弟‥‥‥(;゚Д゚)ええ~~‥‥‥「(調理中)椅子に座ってた。」と母。

 

なるほど、帰省が遠のいたのはコロナ禍だけが理由ではなかった?

連絡をスルーしているのは、”プライド?”

説明したら済むことを!

 

こん後の相談、わたしが押しかけて確認するしかないのか?

東京方面、なんかしり込みしてしまう。

話し合いの無い、メンドクサイ家族!‥‥‥我が家に通じる?(笑)

恐るべし卒寿の食欲?

90歳の母、5月のサポート記録(2)

母一人の時は食べられない食事にしようと、スーパーで「白エビ」発見!

湯がいただけで、旨味と甘みが絶品  ( ´艸`)

簡単な海鮮丼と、鰹だしが効いたブロッコリーと油揚げのお味噌汁。

 

デザートに抹茶のモンブランと苺。

わたしが昼食の準備をしていると、母は早々にぱくつき、ご機嫌。

多すぎたなぁと思いきや!

母、完食。Σ(・□・;)‥‥‥お腹壊すかも?

 

(;゚Д゚)ええ~~  わたしが片づけをしていると、袋菓子を開けて食べている!

「まだ食べられるの?」

「別腹だこてね。」とにっこり‥‥‥‥怖い!‥‥‥

別腹、洋菓子食べたのに、二段階の別腹?

 

わたしがお先にこの世を失礼することになる?

その前に、帰省どころじゃないなぁ~

どうする長寿社会‥‥‥怖い