人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

自分を応援!

91歳の母の居場所を探しに帰省して、十日以上が経過。

退院を急かされている母の担当医師の ”緊急” と依頼した「診断書」が

いまだに作成された連絡がない。

㊟介護医療院の申し込みに必要な診断書

 

出来ることをこなした。

動いている間は、不安を置き去りに出来る。

「待機期間」は‥‥‥不安を増殖させる。

 

‥‥わたしが何を考えようが、結果は変わらない!思い煩うな!‥‥‥

メンタルを大切に!わたしをご機嫌に!

散策するには、今日も寒さが厳しくて‥‥‥‥

とりあえず、丁寧に食事を作ろう。

 

そして食事のお供に  (*´艸`*)

せっかく新潟だ! 地元のお酒を購入。

「久保田」で知られた朝日酒造の  純米にごり朝日山!

食欲が今一つ‥‥‥お酒があまり美味しくない状況で‥‥‥

酸味と米の旨味を味わってみたかった  ( ´艸`)

 

日本酒を頂いているというより、米の旨味と滋養が沁みていく。

ほどよい酸味が、食欲を促してくれる。

キウイとかイチゴをトッピングしてもいけそう ♬

 

お酒にも助けられた  (*´艸`*)

 

いい気分で、「歌ヨガ」で教わった歌を歌う ♪

むか~し、ツアーの添乗業務中に覚えた演歌を歌う ( ´艸`)

 

わたし、元気にな~~れ!

 

 

「じっと手を見る」

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91歳の母の居場所を探しあぐねている。

窪 美澄著‥‥‥‥「じっと手を見る」

タイトルが目に飛び込んだ。

 

ここに、わたしの気持ちを静めてくれる回答があるかもしれないと。

 

主人公は、若くして介護士を選んで生きていく女性。

介護の世界の理不尽さは、想像を超える。

今、まさに91歳の母の施設入所に関連した問題の渦中にあり、

その前に叔母夫婦のサポートをして二人を見送った経験から、

「死」が身近だと体感できる。

二十歳前後は「死」の予感すらなかったし、

親がいつか老いると想像も出来なかった。

 

幼くして両親を交通事故で亡くし、祖父の手で育てられ、

いつか祖父を介護したいと就いた介護職。

これで食いっぱぐれることが無いとも捉えて。

祖父を介護することなく亡くし、別世界の人間との出会いと、

その立場の人物の視点描写もあり、混沌とした世界の存在が、

物語を立体的にしていく。

 

生れながらの "持ち物" (生まれた環境の経済力)で、生きる世界は判別されるかもしれないと改めて思うと同時に、それを幸不幸で判別も出来ないと感じた。

 

「介護職」は、心も身体も蝕んでいくかもしれない過酷な職業ではないか?

もっと手厚い報酬や、体調管理のシステムが必要性が胸に迫った。

明かりが欲しい!

91歳の母、2月のサポート記録(7)

 

驚くような積雪は無い。有難い。

それでもまだ2月の雪国。

雪は降るし、吹雪く。

 

築60余年の応急手当でしのいできたおんぼろ実家は、居室以外の場所は5℃以下。

先日は室内なのに氷点下まで下がった。

先の見えない不安を拭うように行動しても、回答の時間待ち。

 

「藁をもつかむ思い」で、明るい返事を探し続ける。

 

「わたしには春が来ない。」と泣いた40余年まえのわたしが蘇る。(受験全滅)

「大丈夫だ!春はみんなに来る。」と答えた母。

今も諦めない気持ちの支えかもしれない。

 

先日病院の相談員に、気になっていたショートステイの費用を確認したら、

ショートステイに一月30万円もかかりませんよ。」

「地域によって多少の違いはありますが、確認した方がいいです。」

この言葉で、再度地域包括支援センターに出向く。

 

介護保険制度に詳しい方も同席頂く。

改めて数日間で変更になった現状説明。

前回の説明をされた方が、介護保険制度に精通していなかった!

 

「助けて下さい!」と、声が出た。

 

3月からのショートステイ利用がどの程度可能か、費用の概算も含めて数日中に連絡頂くことになった。

 

( ,,`・ω・´)ンンン? 市外の「介護医療院」の申し込みは見合わせる?

 

「出来る限りの申し込みを全て行ったうえで、可能な利用方法で一番いい方法を選んでください。他は、断って頂いて構いません。」

安心感は増すが、少しもやもや。

 

短期間で、老人福祉にかかわる施設やスタッフに出会った。

「特養」「地域包括支援センターと一口に言っても、担当者の対応は異なる。

コミュニケーション能力の高さよりも、人柄が大きい気がしてならなかった。

 

明かりを求めて、明日はどう動こうか?

母の居場所を模索

91歳母、2月のサポート記録(6)

先の見えない不安は、動くことでしか解消されない。

 

頼みの綱だった老健(介護老人保健施設が却下。

シュートステイは高額費で却下。

 

1,では「介護医療院」 二か所を検討!

最初の病院に入院中に、提案された医療行為の対応が可能な施設

ただし、市内に無い事と市内よりも積雪が心配な地域で、二の足を踏んでいた。

  • 一か所目は、空きが無い上に待機者が多いため、2カ月以上先になる!
  • 二か所目、医師との相談になるが、書類を揃えて(診断書と申込書)面談をしてくれる。

 

2,「特養」は、併願できるので、確率を上げるために他を3件建物確認を兼ねて、

申込書を頂いて回る。

 

3,病院の相談員に、現状連絡。

医師の診断書用紙持参と介護支援専門員等意見書3枚の記入依頼をして、面談予約。

 

「特養」申込書を3枚記入し、早めのカレーランチをとる。

  • まず、入院中の母が購入した支払い済みの膝装具の給付金申請を市役所で手続。
  • 病院の相談員に意見書3枚の記入を依頼しつつ、担当医師の診断書依頼を手続き。

‥‥‥(;゚Д゚)ええ~~診断書の作成に2~3週間!‥‥‥

年末から、退院を迫られ、今月一杯の退院と言われているのに!と、

伝えて、至急の対応に変更。

 

  • 三か所の「特養」に申込書を持参。

病院往復で、1時間以上かかり、書類の手配等で20分位?

三か所の「特養」の申し込みに市内を回って、日が暮れた。

 

こめかみが痛む‥‥‥今日も頑張った!‥‥‥

 

 

 

 

 

 

BUTTER‥‥濃厚

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柚木 麻子著‥‥‥「BUTTER」

ミステリー小説が好きで、その中でも柚月 裕子女史のファンだ。

なんと、勘違いで借りた本! ( ´艸`)

 

とにかく濃厚な中身で、母の退院先を探しで帰省中の熱~~い頭で、

逃げ場のない心理状態を救ってくれた。

本心を言うなら、この場の状況から逃げたい!!!!!

放り出したい!!!!!

 

そんなことをしたら、罪悪感が入道雲のように膨らんで、精神に異常をきたしそうなので‥‥‥ひたすらメンタルの均衡を保ち、自分のご機嫌を伺っている。

お酒が、不味くて飲めない! ( ´艸`)

 

ひととき、本の世界に浸ると、少し軽くなる。

そんな中、救いの言葉を発見! (*´艸`*)

 

アッラーは あなたがたに 易きを求め 困難を求めない」

 

「なにもかも自力で乗り越えなきゃいけないわけじゃないよ。

成長し続けなきゃいけないわけでもないよ。

そんなことより、

今日一日をやり終える事の方がずっと大事」

 

今回、一息付けたら、ご褒美の旅を計画しよう ♬

わたしは、十分頑張っているぞ  ♪

著者に感謝して、読書の素晴らしさにも改めて感謝。

平常心のコントロールは、還暦過ぎても、難しい。

母からの電話

91歳母、2月のサポート記録(5)

わたしが入所先を探し回ったところで、本人は‥‥‥

入所希望の「特養」に申し込んではいるが、退院から入所までの1か月半‥‥‥(⊙_⊙;)

 

と‥‥‥携帯の着信音!

表示が公衆電話。母からだと身構えた。

「長袖とお金、ありがとさん。ちゃんと受け取ったからの。」

柔らかな声に、驚いた。

母に長袖の下着と現金を渡したことを忘れていた  ( ´艸`)

なんと、もうすぐ退院しなければならない事も、施設入所も理解している。

 

( ,,`・ω・´)ンンン?  自宅へ帰ると言い張っているの情報は⁈

「○○(特養)がいいっていうから、申し込んであるよ。」

「ただ、選んでいる場合じゃなくなっているんだよ。」

「そうだこてのう。」

 

用件だけで切れた!‥‥‥いつもの母だ。

( ,,`・ω・´)ンンン? この感じなら、「特養」入所まで、よその施設も体験してみたらいいじゃない?で納得するかもしれない  (*´艸`*)

行動範囲を広げよう!

 

三回分のおでんを作り、三回分のカレーで食事にした  ( ´艸`)

 

 

 

以前は好きだったザ・プレミアム・モルツだが、軽~いビールの方が好ましい。

 

動き続ける

91歳母、2月のサポート記録(4)

地域包括支援センターへ出向く。

感じのいい方が、即座に対応してくださる。

母の、現状とこれまでのいきさつや、娘のわたしの状況を説明。

 

で、こちらでケアマネージャーさんについて頂き、ショートステイをお願いしたい旨を伝えると‥‥‥可能であるが‥‥‥

「仮に、ショートステイが可能になったとして、要介護5となると、

1日の費用が1万円を超える可能性があります。」

(;゚Д゚)ええ~~

「特養」の入所を希望している事や、経済状況を説明した病院の相談員さん!

あなたが、何をもってこの制度を勧めたの?と疑問が飛び出す。

‥‥‥彼女へは不信しかなくなった‥‥‥

 

他の手立てを考えよう!

 

頼みの綱の、老健は食事の摂取カロリーを補助食品無しで1200キロカロリーを1000キロカロリーくらいで譲歩して頂けた。

ところが、母の慢性心不全には最新の高価なお薬  "トレバプタン" が処方されている。

老健は、薬の価格制限があり、却下されていた。

 

申し込みをした「特養」の担当者に相談する。

施設の認定が早い「特養」を教えて下さり、そこへ出向く。

3カ月ごとの入所認定を行う施設と、1カ月ごとの場合があるらしいが、

結果どちらも早くて4月からだった。

 

考えるより、動くしかない。

市内は、全滅‥‥‥お金さえ出せば?‥‥‥‥時期的(冬季)に無理か‥‥‥

周辺の施設情報に立ち返るかな?

 

1カ月半の間、母の居場所がほしい。