人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

幽体離脱

体験を信じてくれたのは、あろう事か、ダンナ君。
ただ、もう忘れている・・・彼のことだから。

20数年前、二人の子達が幼かった。
3歳と1歳。上の娘は、すでにアイロンの洗礼を受けていた。
「あち~だよ。怖いよ。」言っている後から、アイロンに触って大泣き。
よちよち歩きの始まった息子は、まだアイロンを知らない。

朝6時起床で、食事の度に汚れる床掃除を1日3回。
家事全般、午前も午後も子供の外遊び、お風呂に入れて絵本を読んでやっと子供から開放。
夜中にダンナ君帰宅?!の日々。
お昼寝を子供と・・・必須だった。
その日も、アイロンがけをして「さあお昼寝だよ!」
わたしの至福の時間。
うとうと・・・娘がもぞもぞ起き出して、アイロンのある部屋へ。
息子が後について、アイロンのある部屋へ。Σ(=゚ω゚=;)
なのに、わたしは睡魔に絡みとられどんどん眠りの世界・・・
駄目だ!起きなきゃ!
格闘しながら、息子がアイロンに触らないかと気が気でない。
身体は、動かない。
なのに、隣の部屋にわたしは居る。上から2人を見ている。Σ( ̄ロ ̄|||)
2人は、アイロンに見向きもせず、おもちゃで遊ぶ。
身体はそこに無いのに、わたしは2人を見ている。
すう~と力だ抜けて、酷い疲労感。

冷や汗。なんだか、怖い体験・・・幽体離脱