「骨折した!」との母の言葉とは違って
「尿路感染症」で夜中に緊急入院との連絡を受けて、翌日駆け付けた。
いつもはのんびりと、コロナ禍もあって(?)というより、節約‥‥‥
というより、6時間かけることで、母と向き合う体制が出来上がる。
帰路は、”クールダウン” にちょうどいい。( ´艸`)
流石に今回は、入院手続きの書類受け取ってくれた従姉宅に寄るために高速道路を走った。相変わらず、書類が多い。
加えて‥‥‥‥
コロナ禍で、病院への出入りを極力軽減するための策(?)が取られ、入院に当たっての「セット」が用意されていた。
- 県外居住者のわたしが、出入りできるのか?
- 着替えなどの必需品の用意をしてもいいのか?
- 着替えの洗濯の取り扱いをさせてもらえるのか?
そもそも同居していない、県外のわたしはどこまでタッチ出来るのか不安だった。
これは助かる。
しかも支払いは、本人ではない。確実に払ってもらうために、
別の家族なり関係者に請求が行く。‥‥‥凄い。‥‥‥
新型コロナウイルス感染拡大が、ある程度落ち着いている事で、
主治医の判断もあり、面会できた。(´∀`*)ウフフ
「友子さん(母の名)どう、痛みは少し良くなった?」
「来たんだか。」と顔が緩む。
「まだ、いて~こてね。(痛い)」そして、動けない。
マスクや飲み薬などの必要品を持参してもう一度来るが、もう退院まで会えないから、車のタイヤをスタットレスにしたり、用事を済ませてまた来ると伝えると‥‥‥
「まぁ~まだ(タイヤを)変えてねかったかね。」
「新聞を止めてくれや。」
「デイサービスとケアマネにも連絡しといてくれやの。」
「洗濯もんもたまってんだ。」
「わかった!洗濯と掃除をちゃんとしてから帰るから。」
「病気が落ち着いたら、リハビリ頑張ってね。」
等の会話で、お互い(多分)落ち着いた。
しかし、主治医と担当看護師の意見は、厳しかった。
「尿路感染症自体は、治る病気です。ただ、90歳というお年を考えるとねえ。心不全を抱えていらっしゃるし、何とも言えません。」
「2週間程度の入院で、病気自体は落ち着く可能性が高いですが、90歳ですから。」
「90歳というお年を考えると、いつどうなるかはわかりません。」
「病気が良くなったとしても、寝たきりで、動けなくなる可能性があるわけです。」
「退院後、お一人で生活できるかどうか‥‥」
「2週間程度の入院予定ですが、90歳というお年で2週間で退院された方はいません。」
(;゚Д゚) ええ~~~ それじゃなぜ、入院予定を2週間程度と記入してある?
たっぷりと不安を煽られ、真っ暗になった外の寒さに震えながら、古びた実家へ。