90才母、4月のサポート記録(3)
「年寄りの話、聞いてくれたっていいこてね。」
「愚痴とか悪口とか、ひがみとか勘違いとか、それ以外は同じことの繰り返しだから疲れるの。」
「おんなじこと、何回でも聞いてくれればいいこてね。」
(;゚Д゚)ええ~~
「この間、ケアマネともう一人がいきなり来て、ヘルパーに買い物を頼むようにしろ言って来たて。」
(;゚Д゚)ええ~~
「先月、わたしが帰宅するとき、ヘルパーさんに買い物してもらうようにしたいって言ったのは、友子さん(母)だよ。バナナやおやつを買ってきてもらえるようにしたいって、言ってたんだよ。」
「そうだったかのう。」
「だから、ケアマネさんに、その場で電話して、友子さんにもその場で確認したよ。」
「‥‥‥‥」母。
「そんでも、あのヘルパーはダメだの。」
(。´・ω・)ん?
「納豆頼んだら、2種類買って来たて。」
「どこのメーカーのものか、きちんと伝えたの?」
「小粒納豆、言えば、解るこてね。」
(;゚Д゚)ええ~~
「普段食べているのは、小粒納豆だと思っているの?」
「いっつも、小粒納豆だ。」
わたしが冷蔵庫から、いつもの納豆を出して見せるが‥‥‥‥
「これだ、小粒のやつ。」
「よく見てよ、”ひきわり納豆” って書いてあるよ。」
「ひきわり納豆でも、種類があるから、きちんと伝えないと相手も困るよ。」
「まあ~面倒だのう。」
一事が万事この調子。
自分の感覚オンリー‥‥‥‥これが卒寿の実態だろう。
高齢の母は、真夏以外は "ホッカイロ" が手放せない。
わたしは帰省翌日、大型スーパーへ出向いたが、”張るタイプのホッカイロ” 無かった。
そんなはずはないと言い張る母。わたしが故意に買わなかったと、意地が悪いと!
「じゃ、そこの薬局で自分で買って来るこて。」
「あこなら、年中あるから。」
‥‥‥‥自分で調達出来るなら、最初からそこで買っておいたらいいのに‥‥‥‥
でも、母は実際は行かない。
今回のわたし、自宅での忙しさや、やはり長距離運転の疲れで、腰痛が辛い。
おまけに、好天続きで "花粉症" もキツイ。
「腰が痛いし、疲れが溜まったみたいだから、今日は動かないよ。」と大人しく過ごしたら‥‥‥‥‥
翌日、だいぶ楽になったので
「じゃ、買い物に行ってくる。」とわたし。
「おれも出てくる。おまえが、グズグズ言っているから、薬局行って来るこてね。」
(;゚Д゚)ええ~~
カチン!
「いつもいつも『お前は動き過ぎだから、たまにはじっとしていねえかね。』って言っているのに、体調が悪くて休んでいたら、グズグズしているになるの?」
おまけに先日なかった "貼るホッカイロ" は大量に陳列!
よかったと思って買って帰り、渡したら、
「ほらみろ、あるねっか!」ときた!
「この間は無かったの!」‥‥‥‥‥完璧に疑っている。
わたしは信用されない小間使いか!
思わず、ビールを飲みながら昼食づくり。
これが90歳の老女。不安と猜疑心の塊?
わたしと同様の立場の女性、沢山いるんだろうなぁ~~ 反面教師だ。