人生後半、遊び人

食べて飲んで、好奇心のまま動き回ることが大好き。

91歳の母から伝わる

御年91歳と5か月になる母。

健康寿命91歳と1か月まで頑張ってきた。

大きな手術を2回こなし、91歳を過ぎて立て続けに2回の手術。

 

なんと、全てをクリア!

”もう駄目かもしれない”  を、医師から何度となく宣言されながら今がある。

その都度、ひぇ~~と頭を真っ白にし、ジタバタしたわたしがいる。

気持ちを落とし込みながら、現実に向き合う練習を重ねた。

‥‥‥今後の母の行き先や、近い将来訪れる別れ‥‥‥

気の小さいわたし達姉弟を気遣って

母との別れの納得できる時間をもらっている。

 

言葉で教わったものより、今母から伝わってくるのは‥‥‥

母は幸せを自分から手放していたこと。

  • 愚痴・不平不満が口癖になっていた。
  • 身近な他人と比較しては、嘆くことが多かった。
  • 自分なんかと卑下して、全てを制限していた。

全く愚痴っちゃいけない訳じゃない。吐き出すことで、気持ちが楽になる。

ただ、限度がある。聞く立場を陥れる気分を最小限にと。

単純に「あずきバー」が好き(母です!)で、食べながら笑顔が出るとき、食べられることを喜ぶ自覚があったら、かなり気分が違う。

 

わたしは他人と比較する感覚が解らない。

”まんま” がその人物だから。羨んだ箇所が変わったら、自分じゃなくなる。

嘆くより、自分を機嫌よくする方法を探す方が、楽になる。

 

自己肯定感を低くし過ぎたら、精神的に病んでいく。

単純にこの年まで、大過なく過ごしてきた自分を、毎日褒めあげたい。

年だから、女性だからといった制限をスルーして、体力が続くなら

まだまだ試したいこと、動いてみなければ解らない。

 

還暦過ぎなくても、心が砕けそうになる十代があったし、

自分が何者かとか存在意義を考察した日々も、

お金の心配や家族の心配‥‥‥妄想したら膨れ上がる不安の中で生きてきた。

母に言えるのは、自分を褒めてあげようよ!の一言。

 

決して、不幸な人生じゃなかったと思う。

まだ終わってないけど。( ´艸`)

そうだ!自立した生活が、健康寿命を延ばしていたことは、納得!