多分手に取るのは初めての著者。
村山 由佳著‥‥‥「ロウ・アンド・ロウ」
歌詞にも出てくるようなタイトル名が、ひっかかった。
男女の心のひだが、唸りたくなるほどにきめ細やかに伝わる。
わたし自身今迄自覚できなかった、相手への不満が、
この本によって浮き彫りになる驚き。
男女どちらも、相手を想う勘違いや本来の気持ちに気が付いた時、
やり直そうと方向転換できるか否かで、人生を変えられる‥‥‥‥
わたしはどうして出来ないのだろうか⁈
- 今方向を変更したら、体調不良の夫に対して罪悪感を感じる。
- 92歳の母の急変に備えて、現状維持が無難。
- 経済的に、困窮しないかと不安。
全てをクリア出来たら、実行できるのかと言ったら‥‥‥
悪者になりたくない自分がいる。
多分夫も同様?
悲しいかな⁈ いつまでも同じ気持ちで結婚生活が継続はあり得ない。
心の奥底で気が付いていながら、
「何とかなるだろう」と現状に甘えてきた。
う~~ん、どうする?
と考え及ぶより、別の問題解決が優先し、そのための体調復帰と維持管理に
追われている‥‥‥と気づかされた。