高血圧、脂質異状、ほぼ糖尿病、肥満症、狭心症・・・いわゆる生活習慣病を抱えている。
過去には、卵巣脳腫と甲状腺がんを患い、手術もしている。
その母は、今８６歳。
身長１４０センチ、体重５３キロ
ドラム缶を通り越して、達磨にもなれず、トトロだ。
あちこち不具合を訴えはするが、よく食べる、よくしゃべる、歩きは減少。
健康意識がもっと高かったならば、あそこまで太らず、そしたら加齢に加えて、加重でひざや腰への負担はもっと軽減されたかもしれない。
健康意識を、彼女自身は高いと思っている。それは、自分にとって都合よく解釈され、楽なほうへと記憶も変更されていく。甘いものは脳に良い。その量は、記憶からはずれ、朝起き掛けに飴をなめている。チョコレートも苦くちゃチョコじゃないらしい。大福やあんぱんは、昼食になっている。
８６歳、ほぼ糖尿病でも、透析や失明に至る前に寿命が来るよとかかりつけ医に言われた事もあって、わたしも苦言はやめた。ただ、１キロ太ったら、その５倍の負荷がひざにかかり、痛みで歩けなくなることが心配だ。彼女は、”きっつい”（頑張り屋さん）だから大丈夫だそうだが、買い物の際、痛みでしばらく座り込むのだ。それでも、同居を拒否するために何らかの手段を講じているかもしれない。
トトロ体型で、持病をかかえながら８６歳一人暮らし。
もしかしたら、高齢になったら、血圧やコレステロールは基準値よりも高いほうがいいのかな？
体重も、多めでいいのかもしれない。血糖値が高くても、狭心症でも、生活習慣病というより、老化象？？？
多少の不具合も、自分のペースの中で過ごしていることが一番かなと思えてくる。
