今まで読んできたミステリーとは、数段異なる。
ゴクゴク日常の生活の中で、非日常の「殺意」が育っていく。
些細な言葉の積み重ね‥‥‥‥違和感が、いつか器から溢れる量になったら、
当人の思惑とは、全く違う解釈の中「殺人」は起こり、「自殺」さえできる?
二転三転する犯人の正体が‥‥‥(*´艸`*) 笑っちゃいけない!
この表現も、語弊があるなぁ~~
「愛が理由」‥‥‥矢口敦子著
良かれと思ったことが、相手にとっては全く逆の捉え方になるのは、よくある。
わたしの夫の言動はいつもそこだ。
悪気が無い事がこの数十年で分かったとはいえ、何度違うと伝えても、伝わらない。
( ´艸`)‥‥‥一線を置く、自己防衛を覚えた。
夫婦どころか、親子だってままならない。そういえば、殺人の多くは近親者だ。
他人なら、違和感を感じたら、離れていくことも出来るけれど、家族はなかなか難しい。コミュニケーションの大切さを改めて感じた。
人って、何に反応するのか、摩訶不思議。
「愛が理由」ってタイトルだけなら手にしなかった。著者に魅かれた。