携帯の着信音と画面の表示「○○総合医療センター」!!!!
心拍数がぐんと上がり、
胃がキュンとかたまる!
多分、血圧も一気に上昇するだろう。
病人が出ると、家族も病気にと引っ張られる感覚。
ひと月に実家と自宅を三往復半は、キツカッタのだ。
帰宅2日目に着信は‥‥‥‥”恐怖”
‥‥‥‥帰宅前日、大部屋に移り、点滴のみになり‥‥‥(。´・ω・)ん?
そう!「たまごボーロ」の差し入れ要求があった!安定していたはず‥‥‥
大きく息を吸って、電話に出る。
「お母さんの腕時計が、壊れたようで‥‥‥時間がわからないからと困っていらっしゃいます。時計をもってきて頂けませんか?」
母の様態に変化はなく、多分落ち着いてきたから「たまごボーロ」を食べたいと食欲もわき、時間の経過も気になってきた。いい事だ。
ただ、ひと月以上になる入院で、2回の大きな手術で、2回の急変に駆け付けている。
患者は91歳。担当の看護師が毎日変わるとはいえ、入院初期は、会えなくても毎日通い病状確認。母が一人暮らしなのも、わたしたち子どもが県外在住も、何度となく伝えてきた。
「ご家族の方も、お疲れになりますからゆっくり休んでください。」と、来院を拒否されたことを思い出すと‥‥‥命に別条がない状況の中、遠距離で暮らす娘に、「時計」を持ってこいで、恐怖を感じる電話をしてくることが、モヤモヤ~~~~~~
患者である、母を想っての事だとわかるが、辛かった!!!!!!!!
「帰宅したばかりで、休養したいので、来月にします。」
「そうですか。お母さんも、わざわざ連絡しないでいいと言ってましたので。解りました。」
(;゚Д゚)ええ~~ 本人が、遠慮しているとはいえ、急いでいるわけじゃない。
その上、市内で暮らす従姉にお願いしようかとまで言って来る。
従姉にしても、暇を持て余しているわけじゃない。2度も緊急で駆け付けている。
夜中になったり、早朝だったり‥‥‥‥
看護師とはいえ、若いって、そこまでの想像力を期待しちゃいけないな。