「ダメだ、救急車を呼んでくれ!」
夫が、洗面をしながら声を上げる。
( ,,`・ω・´)ンンン? 顔色が悪くても、洗面所で歯を磨いている‥‥‥救急車?
10年以上前に初めて母を救急搬送させて、いったい何回この経験?
母の窮状とは、明らかに違う。
「あっまてよ。ケアマネに相談してみよう。」
「土日にケアマネとは、連絡取れないはずだよ。」
「いや、ちゃんと携帯番号を聞いてメモしてある。」
探しながら
「クリニックの先生に電話しようかな?」
「そこも、日曜日は連絡が取れないと思う。」
20分くらい探しながら‥‥‥
( ,,`・ω・´)ンンン? そもそもウダウダ言いながら、探す行為が出来るって救急?
「診察券が見当たらない!」とも言い始め、結局診察券以外は不明のまま‥‥‥
救急外来も扱っている、通院中の総合病院へ連絡し、救急搬送に!
搬送後2時間ほど待たされて
「酸素濃度や、血圧、レントゲンなど特に問題はありません。」
「ビビりですか?」
「不安から、痛みが増幅されることもありますから。」
当直医は、柔らかに説明される。
また1時間ほど待たされて、
「血液検査の結果から、ナトリウムの値が異常に低いので、
ナトリウムを処方します。いわゆる塩です。」
「塩」が足りなくて、深い症状?飲んでいる心臓の薬が塩分を除去する効果が
あるので、それも理由かもしれない。
帰りの車に乗り込んだら14時半近い。
「スーパーで握りずしと、から揚げと、お刺身とかお惣菜を買って!」
(⊙_⊙;)(⊙_⊙;) その食欲、何? から揚げ?
空腹で気持ち悪くなっているわたしをねぎらうことはない。
まぁ、申し訳ないとは言った。
入院する気満々の夫に急かされた、重たい入院セットを、戻すのもわたしだ。
「塩」‥‥‥だけが原因なのか?
昨日は、長い日曜日だった。